障がい告知の前に気をつけたい「一番大切なこと」 | 【横浜】新しい時代を生きる子どもと共に 心と体から発達を「くすっと」子育て

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アドラー心理学で心を整え、
原始反射統合で体を育てることで人はいつからでも発達します。
人の発達について発達障害者だけと捉えないで下さい。
人の数だけ発達には個体差があるのです。
子どもも大人も共に発達していきましょう

 

こんにちは!

くすっと子育て野口せつこです

 

 

 

更新が遅くなってしまったので

早速本題に入りますね

 

 

 

 

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障がい告知のタイミングは

次の3つが育ってきた頃。

 

 

 

 

☆自他の認識・区別が確立してきた。

 

 

 

 

☆本人が自分の特性について

 興味を持ち始めた

 

 

 

☆将来のこと・自立のための話ができつつある

 

 

 

 

 

一つ目の

 

☆自他の認識・区別が確立してきた

 

 

 

 

これは

自分と他人との違いがあること、

成長や個性が自分と他人が違うことが

理解し始めた頃で

 

 

 

 

いわゆる

一般的に定型発達と言われるお子さんの場合、

小学4年の夏頃がその時期だと言われています

 

 

 

 

 

発達障がいのお子さんは

ゆっくりと成長しているので

 

 

 

2年ほど遅れた 小学6年生以降が

ひとつの目安、とのことでした。

 

 

 

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☆本人が自分の特性について

 興味をもちはじめた

 

 

 

☆将来のこと・自立のための話が

 できつつある

 

 

 

この二つは言葉の通りです

 

 

 

成長とともに

自分を客観視できるようになると

 

 

 

「自分の特性」に関心を示すような

発言が出てくるようになります

 

 

 

けれども

 

 

 

本人も、そして

一緒にいる時間が長い家族も

 

 

 

ついつい

本人の自己肯定感が下がるような

マイナスの面や

不得手なところばかりに目が行きがち。

 

 

 

   

 

 

 

発達障がいの子どもは

 

 

発達凸凹と表現されるように

 

 

 

苦手な事も得意な事も

 

 

定型発達をたどらず

どちらも突出しているので

 

 

 

本人が自分の特性について

関心を持ち始めた時

 

 

 

本人の持つ強みや

得意としているところを

積極的に伝えていくこと。

 

 

 

例えば

夜更かし生活で昼夜逆転の生活なら

 

 

 

夜に働く仕事が向いている!と

捉えて仕事を探す

 

 

 

 

好きな事には

時間を忘れる程のめり込むなら

 

 

 

時間に関係なく

結果に評価が行くような仕事や

 

 

ひとりで作業するような職種に

向いている!と子どもに伝える

 

 

 

といった、

 

 

 

「短所を長所に発想転換する」

 

 

 

この事を強く訴えていらっしゃいました。

 

 

 

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上にも書きましたが

家族など身近な人ほど

 

 

 

イライラさせられたり

迷惑をかけられたりする経験が多いため

 

 

 

本人の特性について

マイナス面に注目しがちです

 

 

 

講演された医師が

 

 

「第3者である僕たち医師が

 ご家族や本人のマイナス面に向いた視点を

 

 プラスの面に言い換えたり

 発想転換のお手伝いをする役目だと

 思っています」

 

 

 

とおっしゃっていたのを聞いて

 

(まるで勇気づけリーダーのようだなぁ)

 

としみじみ。

 

 

 

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障がい告知のタイミングについて

先の3つのポイントを教えて頂きましたが、

 

 

 

まとめとして最後に

 

 

障がい告知について

大前提として「一番大切な事」がある

 

 

と注意喚起をしておりました。

 

 

 

 

障がい告知をする前に

 

 

 

お子さん本人、

 

 

そしてご家族に

 

 

「発達障がいに対する偏見があるかどうか。」

 

 

  

 

 

 

 

ここをよく観察することが

大前提だそうです。

 

 

 

 

 

お子さん、もしくはご家族に

 

 

障がい告知をためらう気持ちがあるとしたら。

 

 

 

 

 

 

 

 

それはなぜでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

答えが「そこ」にあるのです。

 

 

 

 

 

 

 

就労・手帳取得という

制度のリミットで告知のタイミングを

考えている親の気持ちもあるかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

けれども、

 

 

 

 

どんなに

ベストなタイミングを図っても、

 

 

 

子どもに分かりやすい

言葉や資料を並べても、

 

 

 

 

ほんのわずかでも

「障がいに対する偏見」が残っているならば

 

 

 

 

告知を受けた後の

自立・自己受容が中断、

もしくは後退してしまったり

 

 

 

 

親への不信感、

また社会への不信感へつながり

引きこもりや支援を拒む傾向を

引きずることにつながるそうです

 

 

 

 

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最近は

 

 

意思疎通がとれない時に

 

 

 

「おまえ、アスペっぽくね?」

 

 

「発達障がいじゃねーの?」

 

 

 

とからかいの言葉に

「発達障がい」への偏見を含んだ

表現を用いる同級生を通じて

 

 

 

発達障がいへの偏見が育ってきた

子どもや

 

 

 

 

夫婦間で子どものことを話し合った時に

 

 

 

夫から

「自分の子を障がい呼ばわりするな!」

 

 

    

 

 

と言われて

支援の相談受診をためらってしまった、

といった母親がいます。

 

 

 

 

これも

 

夫には

「障がい=かわいそう」といった

一種の偏見が潜んでおり、

 

 

 

妻にも

「はっきりと夫に言い返せない=一部同意している」

ように同じく僅かな偏見が隠れています。

 

 

 

このように

 

 

 

本人だけでなく、

 

 

支えていく家族にも

 

 

 

障がいに対する不安・偏見が

少しでも残っているならば

 

 

 

何より最優先するのは

 

 

「偏見の払拭」

 

 

です。

 

 

 

 

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自分には苦手なところや

不得手なところもあるけれど

 

 

 

 

そんな自分は

「嫌いじゃない」

 

 

 

 

そう思えるのが「自己理解・自己受容」です。

 

 

 

 

 

告知を受けて

自分の障がい名を知っておくことよりも

 

 

 

 

「自分ってなかなかじゃん!」

 

 

   

 

 

 

と前向きに生きる力を育む方が

最終目標の自立には

はるかに重要です。

 

 

 

 

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ですので

 

 

 

障がい告知が

成人してずっと先になる人もいれば

 

 

 

聞いても受け入れる耐性がなさそうな

お子さんの場合、

 

 

ずっと障がい告知をしなかった、

という人もいても

 

 

それがその人にとって

ベストな答えでしょうし、

 

 

これから先、告知をするかもしれない。

 

 

そのくらい柔軟に捉えていいのでは、

という話でした。

 

 

 

 

 

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今回の講演会は

対象が学齢後期でしたので

 

 

 

中学生・高校生の年齢のお子さんを

想定した内容です。

 

 

 

ちょうど思春期の時期ですから

 

 

 

発達障がいについては

受け入れがたいお年頃だと思います。

 

 

 

ですので

 

「スペシャルタレント気質」と

 

 

説明を受けた方が

自分をより受け入れられる、という

お子さんも多い年齢でしょうし、

 

 

 

ご家族も「障がい」と言われるより

 

 

「スペシャルタレント気質」の方が

前向きに受け止められるなら

 

 

 

どちらでも正解だと思います。

 

 

 

 

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障がい告知のタイミングの前に

 

 

 

 

 

お子さんやご家族に

少しでも偏見が残っているならば

 

 

 

どうか最初に
「偏見の払拭につとめる」

ことをおすすめします。

 

 

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