くすっと子育て野口勢津子です
いよいよ
第3回発達凸凹のこどもたちのために
開催まで2週間になりました。
資料の準備で
持ってる資料を引っ張り出していますが
改めて目を通すと
その時には気にならなかった事が
色々目に留まるように。
そのひとつが
発達凸凹あるある
「うちの子、家では落ち着いているんです」
学校や幼稚園、
外出先ではパニックになったり
イライラして周りの子とトラブルになったりと
何かとぶつかることが多いので
先生や習い事の先生、
お友達のママや親せきから聞く
発達凸凹キッズの様子は
「落ち着きがないですね」
「すぐに席を立ちます」
「大きな声を出して困ってます」
「怒りっぽいですね」
「話を聞いてくれないんですよ」
など
母親として悲しくなったり
惨めな気持ちになったり
肩身の狭い想いをしたり。
そして心の中で思うのは
「うちの子、家ではそんな事をしないんです」
家では静かに本を読んでいたり、
ひとり遊びをしていたり
ママが呼びかけても
サッと返事が出来たり
もちろん
親を相手に大きなケンカも
めったに起こりません。
(きょうだいゲンカは人並みにね)
だけど
外では問題児扱いされて
子どももママも傷つきますよね。
ですがこれは
発達凸凹あるある。
家で落ち着いていて
外でトラブルが多いのは
まさに「環境」が違うからです
発達凸凹の全ての子どもに
当てはまる訳ではありませんが
環境の変化や人が多い所は
苦手な子どもが多いです
学校や習い事の教室、
公園や電車内などは
子どもにとって把握できない要素が
多いのです
それに比べて自宅は
勝手知ったる「自分の城」
引き出しに何が入っていて、
テレビの操作方法も分かっている。
のどが乾いたらどこに何があるか分かるし
トイレに行きたくなったら
どんなつくりになっているか知ってるトイレが
スタンバイ。
家族の性格も分かっているから
コミュニケーションも取りやすいし
要するに
「おうちが安心な場所」なんです
人が多い外の世界では
知らない人もいっぱいいるし
子どもがいっぱいいれば
予測がつかない行動も多々起こります。
そんな何が起こるか分からない場所で
自分のペースを守れないから
パニックを起こしたり
かんしゃくをおこしたり
不安からそわそわしてしまうのです
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この「発達凸凹あるある」
周囲の人にもぜひ知ってもらいたい
「あるある」なんですが
凸凹児のママが
そのまま先生や周囲の人に
「うちではそんな事しないんですよ」
と伝えると、
相手の人は
「なによ、私たちの対応が悪いから
こうなったって言いたいの?」
と誤解されてしまう場合もありますね。
ですから
「発達凸凹の子は
一歩先の予測がつかない場所だと
不安になりやすいので、
場所みしり、人見知りのように
すこしずつなれるのを
待っていただけないでしょうか」
程度に留めておいて
段々と落ち着きが戻ってきたら
何でもない時に
おうちでの様子を伝えてみましょう。
環境が大きく影響する
発達凸凹の子どもたち。
外で子どもに
いつもと違う様子が見られたら
「何か不安になる『環境・要素』が
あるんだな」
と思って
本人を諭したり注意する前に
何が子どもをそうさせているのか
お家での様子との違いを
探ってあげてくださいね。
凸凹セミナー
あと数名までは受け付けるので
「やっぱり行きたくなった!」
という方も大歓迎ですよ!
待ってマース!
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