くすっと子育て野口勢津子です
最近雨続きですね
おひさまが恋しくなってきましたよ～
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昨日は途中で
終えてしまってすみませんでした
それでは昨日のブログ
「それでも子どもを「信じる」とは」
の続きです
シクシクと泣き始めた息子。
私が掛けた言葉
「悲しかったのね」
その一言で
「怒り」に占領されて
見えなくなっていた
自分の本当の気持ち。
それは
「聞き届けられなかった悲しみ」
に気付いた涙でしょう。
「本当は
俺の気持ちを分かって欲しかった」
と言いながら
しばらく泣いていました。
またしばらく
落ち着くまで静かに見守りながら
ようやく泣き止んだころに
伝えました。
「分かってもらえなかったことが
悲しかったんだね。
もしかして
伝え方をもう少し
工夫したら
相手も聴く耳を持ってくれる
かもしれないんじゃないかな？
それに、
今のように
真っ向からぶつかっていると
あなたも
同じくらい痛みを伴うから
見ていてつらいんだ。
『衝突を避ける』
という選択肢もあると思うけれど
あなたはどうしたいの？」
と。
息子は
私の助言
『衝突を避ける』
の言葉に反応し
再びいらだちを帯びた声で
「いや。
俺は衝突を避けるのは
辞めたくない。
確かに今回のように
悲しい想いをするのは
イヤだ。
けれども
それよりも
言いたいことを言えない方が
何倍もイヤだから。
これからも俺は
このやり方を変えない。」
鋭いまなざしで
宣言のように発する息子。
私は何と返していいのか
すぐには言葉が出てきませんでした
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「信じる」ということ。
ここでは「信用」ではなく
「信頼」を指しますが
（違いを詳しく知りたい方は
講座できいてくださいね）
ここではさすがに
「大人」や「親」の立場を
振りかざして
「それはいけないこと。
正しくはこうあるべきだ」
と正論を押し付けるのは
間違った対応だ、
という所までは
迷わず答えられます
では、どうすればいいのか。
「黙って本人の主張を受け入れる」
子どもが一人で
解決しようと決断したことを
文句を言わずに
見届ける。
ここまでも
分かっていたつもりでした。
それが
子どもを「信じて見守る」ことだと
思っていました
ですが
その選択の
奥に潜む私の心は
「たぶんその選択では
上手くいかないだろう。
（けれど）
失敗も成功への過程の一つだから
経験してもらおう」
という
「子どもは失敗するだろう」
という思い込みで見た
「信頼していない」態度。
口には出していないものの
結局は
子どもの選択を「信じていない」
のと同じことでした。
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今回
息子のまっすぐな宣言を聴いて
自分の心の中の
「思い込み」に気づきました
そうだね。
息子、
あなたは私より
直接相手に想いをぶつける勇気を
持っているんだね
私にはできないけれども
あなたの真っ直ぐな心が
いつか相手の心に
届くことが出来るかもしれない。
あなたのやり方を
心から応援するよ。
それが
「信じるということ」
だったんだね。
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とはいえ
小心者の母なのよ
あなたのフロンティアスピリットは
正直
見ていて心臓が痛くなります。
でもちょっとずつ
あなたを「信じる」とは
どういう事か。
分かってきたつもり。
あなたのこれからが
楽しみでもあります！
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