断捨離という言葉がはやって何年になるかわからないが、
ほぼ国民全体に周知された。
「片づけできる人は仕事もできる」という言葉を聞いたことがある人もいるだろう。
これは紛れもない事実だ。
片づけと言っても出来具合に差がある。
片づけをだめなものから優れたものの順に書くと下記のような順になる。
1. 全く片づけられない、ゴミ屋敷
2. 棚や箱などを頻繁に購入し、物を収納する
3. 棚や箱などをできるだけ買わず、物を収納する
4. 使用していない物を一定の基準で判断して処分する
5. ミニマリスト
2と3の順番を疑問に思う人もいるかもしれない。
とても重要なのは物を減らすことを常に考えられるかどうか。
買う前または買った直後に処分するさいはどうするかを常に考えているかどうか。
このことが特に重要で、できる人は仕事やプライベートでもとても優秀な人が多い。
理由はとても簡単だ。
取捨選択をしているかどうか。できているかどうかだ。
物を増やすことなんてバカでもできる。
物を一切減らさず、棚や箱を買って収納して満足している人は多い。
これをやっている人の頭の中に取捨選択の考えは一切無い。
全く物を捨ててないのだ。とても難易度が低い。
せいぜい考えるのはどこに置こうかな程度だ。
人生には取捨選択が無数にある。
様々な岐路での選択や、コストカット(経費削減)、
願望の抑制、会社でのリストラ、などなど。
決まった収入の中から支出を減らし、貯金を増やしたり、
食材をうまく使い切ったり、
賞味期限切れにならないようにうまく買い物をしたり、
少ない時間の中で効率よく勉強したり家事をしたり。
取捨選択のうまい人は上記もうまくできる傾向にあるのだ。
まだ使える物を捨てたら単純にマイナスになるだけだと考える人は多いが、
それはとても考えが浅い。
物は置いとくだけで管理コストが発生する。
物が見つからなくて無駄に買い直したり、
場所が狭くなりストレスがたまる。
また、物が多いため掃除ができず不衛生になったり、
全く使わない物の埃をとったりきれいに並べたりする労力や時間とか。
絶対に着ない服をずっと置いておくせいで、
出かける度に選択肢として考慮するため、時間がかかるとか。
要するに効率的に生きる邪魔となる。
持っておくだけでマイナスになっている事実を認識すべきである。
しかも置いておく物の値段はどうか。
ほとんどは数千円もしないだろう。
買値は数万したかもしれないが、
今オークションに出せば二束三文の物ばかりだろう。
現在価値で判断して捨てるべきだ。
昔格好良かった、かわいかった、爺婆が若い子から相手にされないのと同じ。
現在価値だけを見て処分すべき。
将来プレミアがつくかもと言って置いとくのもだめだ。
1000円で買ったものが10年後2万円で売れるかもしれない。
でもその時間ずっと保管を考えるコストと天秤に掛けたら全く割に合わないし、
そうやって多くの物を置いておいたとすれば値上がり率の平均は、
確実にマイナスになるだろう。
常にコスト意識があり、効率化を考えてる人は、
上記をちゃんとわかっており、物の処分が早くてうまい。
そういう人はふだんの生活でも物はどんどん捨て、
効率化を図っているということだ。
それをずっとやっている人とずっとやらない人が何年も経ったら、
とても大きな差となる。仕事も私生活も貯蓄も。
因果関係はどちらが先かわからないが、
物を捨てることでうまく片づけをできている人を選べば間違いは少ない。