先日、医師面談を実施しました。
内容を要約しました。
- 診断は浸潤性乳がん(一般的な乳がん)
- PET検査で、左乳房の腫瘍に集積あり、左腋窩(脇)のリンパ節1個に明らかな転移あり、もう1個疑わしいリンパ節がある可能性あり
- 肺・肝臓・骨などへの遠隔転移は認められない
- リンパ節転移はあるが小さく、「転移し始めたばかり」の印象
現在の病期(ステージ)
医師の説明では、
- 腫瘍サイズ:約16mm、腋窩リンパ節転移あり、遠隔転移なし
という状況から、ステージIIA(2A)
と判断されています。乳がんのステージは7段階ありますが、
- ステージ1
- ステージ2A ←現在ここ
- ステージ2B
- ステージ3A
- ステージ3B
- ステージ3C
- ステージ4
であり、「きちんと治療すれば90%以上の確率で治癒が期待できる段階」と説明された。
がんの性格(サブタイプ)
乳がんの性格を決める4項目を調べた結果
① エストロゲン受容体(ER)
陽性
② プロゲステロン受容体(PgR)
陽性
→ 女性ホルモンを栄養にするタイプ
つまりホルモン療法が非常によく効く乳がんとのこと。
③ HER2(ハーツー)
2か所から採取した組織で
- 1か所:HER2 1+
- 1か所:HER2 2+
という結果。
HER2は
- 0・1 → 陰性
- 3 → 陽性
- 2 → 判定保留
なので、追加のFISH検査(HER2遺伝子検査)を実施することになった。結果が出るまで約3週間。
④ Ki-67(増殖能)
- 25%
- 60%
と比較的高値。一般に20%以上で増殖力が高め。つまり、やや元気で増殖スピードの速い乳がんと評価されている。
抗がん剤が勧められる理由
医師が抗がん剤を勧める理由は
理由①Ki-67が高い、理由②リンパ節転移がある、理由③40歳以下である
若年乳がんでは抗がん剤の効果が高いことが知られているため「治癒を最優先に考えるなら抗がん剤を勧めたい」という方針。
今後の治療方針
HER2陰性だった場合
術前抗がん剤
↓
手術
↓
放射線・ホルモン療法
抗がん剤期間は約4か月
HER2陽性だった場合
術前
- 抗がん剤
- 分子標的薬(HER2治療薬)
を併用
↓
手術
↓
術後治療
治療期間は約6か月
手術について
現在の画像では
- 大きな腫瘍が1つというより
- 小さな病変が複数散らばっている可能性
が示唆されている。そのため乳房温存より全摘出になる可能性が高いとの説明。
ただし、遺伝子検査の結果によって手術方針が変わる可能性もある。
遺伝子検査について
別途、遺伝性乳がん(BRCAなど)を調べる遺伝子検査も実施中。
この結果によって
- 手術方法
- 反対側乳房の扱い
- リムパーザ(オラパリブ)使用の適応
が変わる可能性がある。
再度今月末に分かる遺伝子結果をもとに具体的な治療方針を決めていきます。