久々のブログ。


介護職員基礎研修。先週末から、座学だけでなく


介護実習が始まりました。


 先週末は心理学の友人を、大阪に訪ね、励ます


つもりが励まされっぱなしで帰ってきました。心は


リフレッシュ。さあ、今週から実習を頑張るぞ!


と臨んだ週でしたが、3か月近くの座学でなまった


足には、立ちっぱなしの実技は・・・修行


先週末にベッドメーキングやシーツ交換。今週に入り


体位変換、排せつ介助、ベッド上でのおむつ交換。


ベッドメーキングくらいまでは良かったが、相手のある


体位変換や排せつ介助となると頭がごちゃごちゃ。


ひとつ覚えるとひとつ忘れる。しかも班でやるときは


トップなので、訳が分からないうちに終わってしまう。


昼休みや、終了後に再び練習をして何とかついて


いっている。


 体位変換。ベッドの中心からはずれて、左右や、


下方向に寝ている方を正しい位置に寝て頂く。


知らないうちはどうやって移動していただくのかと


思ったが、コツをつかむと案外力はいらない。


ベッドから起きてベッド端に座ってもらうのも、


思っていたよりは、楽に出来た。知ると知らない


とではこんなにも違う。


そして今日は排せつ介助。これがきつい。これは


本当に気をつけないと腰をやられてしまう。介護


職には腰を痛めた方が多いとの事。納得。


 さてもう一つはおむつ交換。自分の身に置き換えて


見ると分かるのですが、これがきつい。人は生まれて


しばらくすると自分で用を足せるようになる。入院でも


して特別な事情がない限り、人に排せつを手伝って


もらったり、おむつでするなど考えもしない。よく


嫁姑問題で「嫁にだけは下の世話をしてほしくない」


とか「姑の下の世話だけはしたくない」とか言う。


嫁姑でなくてもいやだ。しかし利用者さんにはそれしか


選択肢はない。自分だけでは出来ない方が多い。


いかに気兼ねなく早く清潔に介助出来るか。技術と


気配り、思いやり。


 下の世話。漠然とされたくないとは思っていたが、


体験するとよくわかる。


介護職の学校では、実施におむつで排尿や排便を


体験させるところもあるそうです。肉体的苦痛と精神的


苦痛。受講生のご家庭に大人用おむつがあるうちが


あって、分けて頂ける事になりました。排便までは


抵抗があるので、おむつでの排尿はやってみようと


おもいます。


 知ること、感じる事、やられること、やってみること。