鎌田實さんの本で「がんばらない」と言うのがあります。
とても好きな本です。内容は、がんばらないと言うよりは
がんばりすぎないと言った感じでしょうか。
昨日は師匠長谷川泰三のネットラジオの日でした。
そして今日は、介護職員基礎研修がお休み。朝から
ゆっくりと日帰り湯に行って、サウナ、露天ぶろ三昧。
最近気になるのは「程度が極端な人」冒頭のがんばり
過ぎる人とかの事です。ネットラジオでも質問し、風呂に
つかりながらも考えていました。
泰三さんの分析型カウンセリングでは、クライアント
さんの話をそのまま受け止めるだけではありません。
なぜその言葉を今言うのか。固執するのか。その
言葉の裏に何があるのかに焦点を当て傾聴します。
問題は聞き手側が、いかに先入観なく聴けるか。
自分にはどんな観念があるのかを加味しながら
偏りなく聴けるかと言う事。「~しすぎろ」の物差しが
どこにあるのか。自分の価値観に照らして診て
しまうが、それは偏りがないのか。それは永遠の
テーマだし分からない。普通の定義が、自分の
過去の経験や周りとのかかわりの中でつくられた
物だから。環境や立場が変われば普通の観点も
違ってくるだろう。
結局答えは1つではないが、言える事は、誰かを
見て、思いがあるかどうか。自分の都合で相手を
変えるためでない事。
それを踏まえて「頑張りすぎている」「無理している」
と映ったなら私は言いたい。
「大丈夫。よくがんばっているね。そのままの自分を
認めてあげて。」あなたはあなただから。だいじょうぶ。