介護職員基礎研修。


昨日の試験が返された。予想より上出来の


点数。まあ、登録販売者の資格を持っていれば


これくらいとらないといけないのだが・・・


 さて、今日の午後からの講師は富山福士短期


大学の鷹西先生。19歳の時、交通事故で脊髄


損傷。その後さまざまな経験をされ、現在は


福士短期大学の教授。事故後のリハビリや


生活で体験した様々な出来事。障害の当事者


でしか分からない事。苦労を隠すことなく語られる。


大きなものを乗り越えた本物の話。ものの本では


伝わらない臨場感。人間の強さ、順応性を実感。


先生自身、障害を受容するのでなく共生すると


おっしゃっていた。


 自分の心理学の師である長谷川泰三先生も、


15歳で脊髄損傷で車いすの生活。長谷川先生も


さまざまな経験を乗り越え、カウンセラーとしての


今がある。


 お二方とも、事故の後、障害と向き合い、葛藤し


苦しみながらも、何か(誰か)のきっかけで、今を


生きている。今となっては、事故のおかげ、車いすの


おかげで今があると言っても良いくらいにさえ映る。


 何かがあったからダメだと思うのも人生。


何かがあったからこそ今があると言うのも人生。


苦労しないと幸せにならないとは言わないが、


どんな事でも、身をもって経験し、アクションを


起こしてこそ身にはつくと思う。目の前に起こって


いる事をどうとらえるかだけ。


 全てを自分自身が選択しているとしたら、


どうするか。


 生で似た境遇のお二方を見て、自分はどう感じ


どう動くか。


 今まさに試されている。