さて、今日は五臓の中で、冬に最も負担かかりやすい所【腎】についてお話していきたいと思います。
東洋医学の【腎】は、現代医学の腎臓から、膀胱及び生殖系までが主な役割になります。
体の水分を調整して、各臓器組織の成長な働きを保ちます。
そして精を蔵して、成長発育と生殖に作用していきます。
腎の「精」は、
先天の精→両親から受け取る
と
後天の精→脾胃で吸収した栄養
両方合わせて成長とともに充実していくものです。
先天の精は、ご両親の「腎精」が一番充実した時期に生まれた子供がたくさん受け取れます。先天の精は人生のスタートラインだと言ってもいいでしょう。
後天の精は、【脾胃の力】が重要になってきます。
脾胃は、食べたものを消化して、気、血、エネルギーを作り出す場所。
だから「脾胃」のケアはすごく大事。
気血を作り出せるものを撮り、変に負担をかけないことがポイントですね。
次回は「腎」の症状についてです