長年、野菜の苗作りをされてきたOさん。
15年ほど前に苗販売のお仕事は息子さんに譲られましたが、
野菜作りはやめられないそうで、87歳になられた今でもかなりたくさん作っていらっしゃいます。
ご自身は奥様と二人暮らしなので、
「到底食べきれん。」量の収穫があるそうで、
いつもお店に野菜を持ってきて下さいます。
元気いっぱいの野菜たちで、おいしくいただいています。
顔くらいありますね
野菜作りの腕もさることながら、
このOさんの生き様がすさまじくて・・・
苗の繁忙期には、寝る時間がないどころか食事も作業しながらだったそうです。
40代のあるとき、
忙しさが続いて血尿が出だしたのですが、病院に行く暇なんてない!と寝ずに働き続けていたら、配達の帰りにとうとう視界がぼやけて意識が遠のいていくのを感じ、死を覚悟しました。
どうやってたどり着いたか記憶があいまいだそうですが気付くと病院のベッドで点滴を受けていました。
後に病院の先生から、「血圧が、測れんくらい低かった。血尿で失血死するところやった。生きとうことが奇跡。」と言われたそうです。
す、すさまじい・・・
来店されては壮絶人生自慢(?)をいつも義母としています。
勉強させていただいています・・・
決してマネできませんが・・・