ねちっこい人間の部分 | 九州男オフィシャルブログ Powered by Ameba

ねちっこい人間の部分

とうとうこの曲がレコチョクで着うた配信始まったね。


「時が経てば素敵な物語」


実は俺、今まで失恋ソングって書いた事がなくて。


もちろん失恋した事はある。


人生にたった一回だけ。


その時は、本当に辛くて辛くて、ご飯も食べれないくらい純粋で、とにかく本当に大好きだったんだろうね。


今でも鮮明に思い出せる。


人生でたった一回だけど、誰にも負けないくらい、それくらい濃くて、でっかい失恋経験だったと自分で自負してる。


でも、曲にしようとは思わなくて。


なんかね、恥ずかしかった。


ずっと引きずってる、自分のねちっこい人間部分をオープンにする事が。


だから音楽を始めてからずっと書く事をためらってた。


でも、タイトルでわかるとおり、今となればそれは素敵な物語だったのよね。


というか、そもそも誰もが経験してる事じゃないか?と思って。


もしかしたらきっとみんなが、誰にも負けないくらいでかい失恋だったと思ってるんじゃないだろうか。


そう思えたとたん、なんか恥ずかしさよりもこの思いを知ってほしいと思えてきたというか。


共感してほしいというか。


だからずっと避けてたけど、書くことにしたのよね。


世間からはもう何年も前から、なんで失恋ソングを書かないんですか?なんて言われてて、


そんな恥ずかしい事さらけ出せるかっ!


なんて思ってたけど、不思議だ。。


俺のねちっこい人間の部分を是非聞いてほしい。


あの時に戻って、素直に嘘偽り無くガチで書きました。


はい。



歌詞動画で試聴こちら



「時が経てば素敵な物語」
作詞作曲:九州男


それは時が経てば素敵な物語
誰もが口をそろえて僕にそう語り
それは未知なる未来の事なのに
それを決めるのは人じゃなく僕自身なのに
もう吹っ切れましたと嘘の自分を着飾り
ドアを抜ければ精一杯の作り笑い
でも結局考えてる君の事ばかり
これは時が経たない悲しい物語

やり場のない愛で
行き場のない愛で
心の中の隙間を埋め尽くされているんだよ
結んだ手をほどいても集めてた思い出は残ってるまま
片付けれずここには散らばったまま

今更気づくなんておろか過ぎて本当に笑っちゃうよ
過ぎ去った時間ってどうやっても本当に戻せないんだね
僕ら二人は幼稚園児の子供みたいに感情豊かで
周りなんて見えず向かい合った狭い世界に夢中で
足の踏み場もないくらい整理整頓出来ず思い出で散らかして
二人で語って二人で笑って 心がすれ違えばその場で泣いて…
その思い出が今こんな大粒の涙に変わってく
あの時素直に“ごめん”って魔法の言葉が言えてたなら

やり場のない愛で
君の事泣かしてる
心の中の記憶で埋め尽くされているんだよ
もつれた糸ほどいても過ちの思い出を消す事は出来ない
最後の泣き顔が胸を締め付けたまま

もし涙が枯れ果てて にじんでいた視界が晴れて
目の前に君がいないのならそんな世界ぼやけていたほうがいい
心が傾くのも当たり前 だってシーソーみたいな2人で
僕のマイナスを君がプラスでバランスを取ってくれてた
ありがたくて ありがたくて でも今じゃありがとうも言えないなんて
瞳の奥では一人遠くに離れてる事に気づけていれば
君に送る愛情ももっと大切に囁いてた
もし一つだけささやかな願いが君に届くなら
せめて最後に このセリフ say before you left from me
“ここまで本気で好きになれたのは君たった一人なんだ”

やり場のない愛で
行き場のない愛で
心の中の隙間を埋め尽くされているんだよ
この想い届いてよ 集めてきた思い出をそのままにして
君がいつかまた帰って来ると信じて止まないんだよ

やり場のない愛で
行き場のない愛で
心の中の隙間を埋め尽くされているんだよ
結んだ手をほどいても集めてきた思い出は残ってるまま
片付けれずここには散らかったまま

それは時が経てば素敵な物語…