僕は、思春期の頃から文章を書くのが好きで、ある時は大学ノートに、ある時はメモ帳に、ある時はスケッチブックにイラストまで入れて文章を書いていました。やがて30代後半ぐらいから日記をつけ始め、今でも文章を書くのが日課となっています。

文章を書くのが好きというのもありますが、文章を書き続けないと気持ちが落ち着かないから書いているような感じもあります。

ふだんの僕は寡黙で、人と一緒にいてもあまり喋らないことも理由の一つかもしれません。職場でも必要最低限の会話しかしません。

そのせいか僕は雑念が多く、ノート(紙の方)に思い切り文章を書き出さないと自分が保てないのでしょう。

ところで、文章を書く楽しみはもう一つあって、後で自分の書いた文章を読み返すことです。ブログにしても紙にしても、読み返すと「へぇー、昔の僕はこんなことを考えてたんだ!」とか「ずいぶん生意気なことを言ってるな!」とか、いろんな発見があってとても楽しいのです。

特に、紙の方は誰にも見せないものだから、かなり好き勝手なことが書かれてあり、読んでいて本当に楽しい(笑)

 

先日も30代の頃の日記を読み返していたら、シンガーソングライターの岡村孝子さんの『Baby,Baby』という曲の歌詞がそのまま丸写しで書いてあって、思わず苦笑いしてしまいました。
『Baby,Baby』に限らず、岡村孝子さんの書かれる詞はせつなく悲しいのだけど最終的には前向きに生きる…というものが多いと思います。

当時は、そのぐらい精神的に追い詰められていたのでしょう。

今となっては懐かしい思い出ですが…