こんにちは。


今日も見ていただき、ありがとうございます。








山振の 立ちよそひたる 山清水
酌みに行かめど 道の知らなく      高市皇子

大意 ・黄色花の山吹がまわりに立ってかざっている山の清水を酌みに行こうと思うが、(黄金まで訪ねて行きたいと思うが)道がわからないことである。






少し見ない間に、

しなやかな緑の枝から
咲きこぼれる黄色の花が。








ヤマブキ

落葉低木。高さは1~2メートル。
新しくでた短い側枝の先端に鮮黄色の花が一個ずつ咲く。

果実はそう果。長さ約4ミリの広楕円形。1~5個集まってつき、9月頃に暗褐色に熟す。
花や葉を利尿薬などに利用する。








蕾から








誰が一番に咲くかな~と


背比べ。










黄色の一帯を目掛けて、
足早にかけた私。

高市皇子(たけちのみこ)の句を見て、
思い出した光景があります。


暫し
お付き合い下さい。










大学生だった頃、
当時付き合っていた彼と
ヒマワリ畑を見に出かけました。

適当な私達は
よく調べもせず、
「とりあえず行けばわかるだろう。」
と、山沿いの道を車で進みました。


進めど進めど
なかなか着かず
不安になる中、
遠くにちらちらと
黄色の一帯が見えてきました。

やったもうすぐだ!
と、心も会話も弾みます。

そして
見えた光景…

















トウモロコシ畑。








二人で大笑い。


黄色の一帯は
すぐそこに見えるのに
なかなか辿り着けない距離感と、

自分達の思考の単純さ
(その時期の黄色=ヒマワリ)
に驚きました。






予定は未定、
思い付いた時に
思い付いた行動が取れた、
時間に余裕があった時代。

失敗さえも幸福(笑い)のネタ。









今の私はどうだろう?

大笑いしているかな?

失敗するための間を持ててるかな?

失敗を笑えてるかな?







「山振」のあて字は、
しなやかな枝が風に揺れる様子から
名付けられたそう。


強風にも
折れないしなやかさ。

その芯には
苦難を笑いに変えるユーモアと
少年のような心が
隠れているのでしょうか。