相撲の勝敗を判定する役目であり
進行役でもある「行司」をよく見ると
帯に短刀を刺している。
進行役でもある「行司」をよく見ると
帯に短刀を刺している。
これはそもそも何のためだろうか?
この【短刀】は
「立行司」だけが持つもの。
「差し違え」(間違った判定)を
した場合、切腹して責任を取る
という決意を表す。
また【軍配団扇】は
もともとは戦国武将が指揮をとるときに
持ったもの。
武将同士の相撲で使ったのがルーツ
とされている。
【足袋】は
「立行司」とその下の
「三役格行司」のみ足袋の上に
草履をはく。
「幕下格行司」より下は素足。
【ハッケヨーイ!ノコッタ!】とは
「発気揚揚(はっきようよう)」
「残った」が転じた掛け声で
「気分を高めて全力で勝負せよ」
「土俵に残れ」の意味。
【立行司】は、最高位の階級の行司。
木村庄之助と式守伊之助のことを指す。
現在の行司には「木村家」と「式守家」しか
いないのだが、かつては
岩井家、木瀬家、長瀬家、服部家、吉田司家
などもあったそうな。
立行司は木村庄之助と式守伊之助の2人のみで
これは代々受け継がれる名前
(歌舞伎役者や落語家のように襲名するもの)だ。
なかでも木村庄之助は最高位とされ
「結びの一番」のみを裁く。