「沖縄のエアコンは長持ちしない」と言われるが、それ
はなぜか?
海に囲まれている沖縄だから、潮風によって引き起こさ
れる塩害で室外機が錆びてしまうことが、まず原因の一
つ。
そしてもう一つの原因が、ヤモリである。
熱帯・亜熱帯に属する沖縄県には、特にヤモリが多く生
息しているが、これが室外機に入ることによって、故障
する割合が高いのだ。
ヤモリによる被害の過程は平成17年までに行われたヤ
モリの研究により明らかとなった。
まずヤモリは室外機の隙間から侵入し、室外機の各機器
類を通って基盤に達する。この基盤には22~24ボル
トの電流が流れている。
一方、ヤモリの体は約75%が水分でできているため、
基盤にヤモリが触れるとヤモリの体から水分が出て、こ
れが基盤に流れてショートするのである。
また。基盤部分が温かいため、ヤモリはここに入り込ん
で卵を産むことがある。この卵は当然孵化(ふか)する
が、外に出ることができず、中にたまってしまい、故障
の原因となるのだ(沖縄移住支援センターのHPより)。
そこで、沖縄仕様のエアコン(室外機)には、「ヤモリ
ガード」というヤモリが侵入できないような設計がなさ
れている。しかも、塩害を防ぐために特別なコーティン
グもされているのだ。
いまは沖縄仕様となっているヤモリガードだが、本州で
も気温が上昇してヤモリが棲みつくようになれば、全国
的にこの仕様になるのかもしれない。