▶「機動戦士ガンダムⅡ」レビュー4・チーム・シャア、死なないですむ | ぐーすけとりきのブログ

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シャリア・ブル大尉を含めた6人のリック・ドムのパイロット達
はさすが金的持ちで、ザク以上に性能アップした機体の実戦フィ
ーリングに安心感を抱いて帰投したのだった。

むしろ、この新編成のチームに信頼感を抱きさえしている。シャ
アをして若僧と呼ぶものは一人としていなかった。共感者であり
自分たちの先導者としての力量を評価したのだ。

フロント・バックへの進攻ルートは危険なコースに思えたが、や
ってみると一撃離脱の範にのっとっているわけであるし、シャア
の冷静な状況判断能力は彼らが予測する以上である。むしろ、ニ
ュータイプ同士かもしれぬという共同体意識が結束を強化なもの
にしている。つまり、ともに共感し得る空域にある限り、必ず誰
かが支援をしてくれるという安堵感がある。

このチームにいる限り、死なないですむ。

シャリア・ブル大尉とて同じである。対敵監視網の眼が自分以外
に6人分存在するこのチームは、各々糸をひくような意志の流れ
によってつながれているように感じられる。それは他者の眼を自
分の眼とするというほど便利なものではない。が、6人が自分を
中心にしてどこにシフトされているかが判るのだ。

たとえば、敵発見という目撃者のショックを自分の認識として手
に入れることができるのである。これは率直に第二、第三の眼を
手に入れたと同じだと表現してよいだろう。

帰投したリック・ドムの群れを見上げる彼らパイロットたちは、
その共通した認識の中に取り込まれている。

気持ちの良いものだ。