元名選手のメジャーリーグの監督といえば、現在では、ニューヨ
ーク・ヤンキースのジョー・トーリ監督くらいのものではないか。
(当時)
ーク・ヤンキースのジョー・トーリ監督くらいのものではないか。
(当時)
日本プロ野球の監督が8割がた元名選手で占められているのにく
らべると、まったっく様相が異なっている。
らべると、まったっく様相が異なっている。
この大きな違いは、どこからうまれてきているのだろうか?
メジャーリーグには、選手としての能力と指揮官としての能力は
まったく別という考えが基本にある。
その基本的なコンセプトを端的に体現しているのが、メジャーリ
ーグの“マネージャー・コース”だ。
このコースで監督として養成される人材は、元名選手どころか元
選手である必要すらない。
また、このマネージャー・コースに入らなくとも、アメリカでは
傘下のルーキー・リーグ、1A、2A、3Aと段階を踏んで指揮
官の経験を積み上げ、そのプロセスでの実績を評価されることに
よってメジャーの監督に昇格するのがふつうである。
むしろ、引退した名選手が、そのまま監督に就任するほうが異例
なのだ。
もっとも、アメリカではほとんどの名選手が、せっかく大金を稼
せいだのだから現役引退後は悠々自適に過ごしたいと考えている。
そんなアメリカの国民性も、メジャーリーグの監督に名選手が少
ない理由の一つになっているようだ。