怪物的な強打者のパンチがサンドバッグを真っ二つに裂いて、ド
サーッと砂がこぼれ落ちる。
サーッと砂がこぼれ落ちる。
そんな描写が、ボクシングマンガにはよくある。
そういうイメージも手伝って、誰もが、サンドバッグのなかには
ギッシリと砂が詰め込まれているものと思っている。
なにしろ、その名称も砂(サンド)の袋(バッグ)なのだから。
だが、実際は、サンドバッグのなかに詰められているのは、フェ
ルトやメリヤス生地を砂状に細かく刻んだものだ。
かつては、名の通りに砂が詰め込まれていたのだが、砂には湿気
を帯びると硬くなる性質がある。
サンドバッグが硬すぎると、ボクサーの拳や手首を傷つけてしま
う。
そこで、徐々に改良が加えられて、中身は湿気の影響を受けない
フェルトやメリヤス生地、外側は柔らかい布や革という現在の形
になっていった。
ぐーすけも、空手をやってた頃、サンドバッグには砂は入ってな
かったような気がする。(道場でのこと)。でも、オープン・フ
ィンガー・グローブで硬いサンドバッグを叩いていたような気も
するが…、縦に長い(2メートルくらい)のローキック専用のサ
ンドバッグに砂が入っていたような気もする。...( = =) トオイメ目。
で、道場に行かなくなって、自前でサンドバッグを買ったのだが、
それが雨でぬれたとき、中身を空けてみたのだが、中には古着を
ゾーキンくらいの大きさにカットして詰め込まれてた。なるほど
これでは、拳は傷めない。
ちなみに、最近では、中に水を入れたウォーターバッグも登場し
ている。だが、これ、試してみたのだが、すぐに破れて水が外に
出てしまう、良かれ悪しかれなのだ。