東京・深川の富岡八幡宮の境内には、歴代横綱の名が刻まれた石
碑がドッシリと立っている。
碑がドッシリと立っている。
「何代目横綱」という呼び名が生まれたのは、この石碑が明治2
8年に建てられてからだ。
ここで問題。
二人の大関が同時に昇進した場合は、どちがが先代になるのだろ
うか?
これまで、二人の大関が横綱に同時昇進したケースは、5組ある。
1960年代に「柏鵬時代」を築いた柏戸(かしわど)と大鵬(
たいほう)も、そのうちの1組。
では、柏戸と大鵬のどちらが先代になったかというと、それは柏
戸である。
理由は、柏戸のほうが大鵬よりも先に引退したからだ。
柏戸が47代横綱で、大鵬が48代横綱。
そのように、同時昇進した二人の横綱については、どちらかが引
退するまでは両者を何代目にするかを保留し、先に引退したほう
を先代にするしきたりになっている。
ちなみに、柏戸と大鵬の後に横綱になった栃の海と佐田の山は、
柏戸よりも先に引退してしまった。
そのせいで、47代と48代の横綱が決まる前に49代と50代
の横綱が誕生するという珍事が生まれた。