4年に一度行われるオリンピックでは、どの競技も
金メダルはひとつしかない。
しかし、食のオリンピックともいわれている「モン
ドセレクション」で金賞を受賞したという食品は
なぜか多い。
大昔に「ココナッツサブレ」が19○○年に金賞受賞
したことを謳い文句に、何十年も受賞を看板に売り
上げを伸ばしていたことを覚えている方も多いだろう。
世界の市販品の品質を高めることを目的に1961年に
創立された賞だが、日本製品のエントリー数が圧倒的に
多い。
近年では「サントリー・プレミアムモルツ」が3年連続
最高金賞したことで知られる。
回転寿司やミネラルウオーターにも、金賞の大盤振る舞い
だ。
賞を交付するのは、ベルギーの民間団体で、1000
ユーロ(約15万円)の審査料を支払えば受け付けて
くれる。
そしてその選考基準は非公開で、どのような審査を行
っているかも不明だ。
受賞者にもなぜ金賞だったのかなどの理由が教えられ
ることはない。
ちなみにその選考方法だが、「美味しいかどうか」
「安全かどうか」などの純粋な審査よりも、パッケージ
に虚偽の記載がないか、規格通りに製造されているかなど
を重点的に評価していると言われている。
例えば「ふんわり食パン」の記載がしてあるとするなら、
パンが「ふんわり」していたら、当該基準を満たしたと
いうことになるのである。
モンドセレクションの受賞率は81%、2個に1個は金賞
である。
<モンドセレクション応募総数 … 3163>
●最高金賞受賞数 … 400
●金賞受賞数 … 1389
●銀賞受賞数 … 787
●銅賞受賞数 … 222