▼6 キヤノン(Canon)は「観音様」が起源 | ぐーすけとりきのブログ

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「キアノン」は、言葉の響きに全く古さを感じない社名
だが、昭和40年代後半から、日本には数多くのカタカ
ナ社名の会社が生まれた。


しかし、同じカタカナでもキアノンの場合は、一味違う。


キアノンの前身は、1933年に創立された「精機光学
研究所」である。


1937年に精機光学工業株式会社となり、1947年
には「キアノンカメラ株式会社」という社名に変更した。


終戦後間もない混乱期に、いち早くカタカナ社名にすると
は、さすが時代の先端をいくカメラメーカーだと感心し
てしまう。


ところがこの、「キアノン」という社名、じつはルーツは
「観音」様。


これがわけあって「キアノン」となったのだ。


創業者である吉田五郎氏は信心深く、朝に夕に観音様に
手を合わせて信仰を深めていた。


これは、初期の手作りカメラに千手観音を刻み、レンズに
「カシャパ」という名前をつけたことからもわかる。


この「カシャパ」とは、釈迦の弟子・迦葉(かしょう)に
由来している。


そして、1934年に試作した精密小型カメラの商品名
を「観音」の言葉から「KWANON」とした。


これではスムーズに「カンノン」とは読めないが、なぜ
か「カンノン」で押し通したという。


そして、戦後になってからは社名を「キアノンカメラ」と
したが、「ヤ」の文字はあくまでも大きいままだった。


「キアノン」は英語で表記すると「Canon」となり、
「聖典」「規範」「標準」という意味を持つ。


正確さが命の精密機械をつくる会社の社名にふさわしい
こと、そして「観音」に発音が似ていることから、この
名称を採用したのだ。


やがて、1969年になると、事業内容の多角化にとも
ない、カメラの文字を外して「キアノン株式会社」と
あらためている。


正式表記が大文字の「ヤ」を使った「キアノン」である
にもかかわらず、あえて「キャノン」と読ませるのは、
「ヤ」を大文字にしたほうがデザイン上バランスがよい
という、「イメージング」を扱う企業としてのこだわり
によるものだった。