人は誰しも病気には侵されたくはないし、事故にもあいたく
ないもの。
しかし日本だけを見ると、老衰による自然死を迎えること
が出来る人は、たったの3・4%しかいない。
残りの96%以上は、病気や事故が原因で死亡している。
厚生労働省の2009年のデータによると、悪性新生物(俗に
いう「がん」)での死亡が死亡総数に占める割合は30・1%。
心疾患は15・7%、脳血管疾患は10・7%、肺炎は9・8%、
不慮の事故が3・3%、自殺が2・7%…と続く。
あるドイツの病理学者は、ほぼ全員の体には何かしらの
欠陥があり、それが死を早める原因になるといっている。
老衰で迎える死はとても稀なことなのである。