催眠商法の典型的な手口は、以下のようなものだ。
まず宣伝カーやチラシで、「新製品の特別販売を
しています。会場にお集まりの方には、もれなく
プレゼントを差し上げます」と宣伝してまわる。
用意された場所に客が集まってくると、扉が閉め
られ、、まず約束のプレゼントが配られる。
「引換券を持っている人は手をあげてください」
という声に合わせ、スポーツタオルや小鉢セット
といったプレゼントが渡される。
じつは、このとき、手をあげさせることが催眠商法
の第一歩。
人は一回手をあげると、その後もあげやすくなる。
そんな心理を巧みに利用するしているのである。
その後も、1パック10円の卵や、格安の化粧品
セットなどを、「欲しい人は手をあげてください」
と、安く販売していく。
そのときの商品は、客の数よりも少なめに用意され
ているため、早く手をあげた人しか買えない。
そうすると、とにかく早く手を入れなければ、と
いう心理状態になっていく。
そして、最後に、羽毛ぶとんなどの高額商品が
登場する。これも「特別価格!早い者勝ち!」
といわれると、数人はすぐに手をあげる。
サクラである。
そして、粗悪な羽毛ぶとんを30~50万円という
べらぼうな値段で買ってしまうのである。