■3 「マル暴」でおなじみ組織犯罪対策部第三課・第四課 | ぐーすけとりきのブログ

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★暴力団を取り締まるコワモテ刑事たち


 第一課と第二課が来日外国人犯罪を取り締まるのに対し、第三課
と第四課が担当するのは暴力団犯罪だ。警察庁の発表によれば、
2010年6月1日現在の指定暴力団は22団体、構成員および
準構成員の総数は約8万人にのぼる。


 近年、暴力団の活動の巧妙化が顕著になっている。1992年に
暴力団対策法が施行され、それまで取り締まりが難しかったグレー
ゾーン行為に関しても摘発が可能となった。ところが、この結果と
して暴力団が地下に潜伏して、一般社会に介入する機会が増えて
しまった。実態を隠した仮想企業で建設業や金融業、産業廃棄物
処理業、公共事業などに参入し、資金獲得活動を活発化させている
のだ。


 一方、覚醒剤の密売や恐喝といった既存の犯罪も依然として多い
ほか、市街地での拳銃発砲など凶悪犯罪の驚異も続いている。市民
が安全に暮らせる社会を目指し、一日でも早く暴力団を根絶するの
が第三課と第四課の使命である。


 第三課のおもな仕事は暴力団の認定作業と暴力団への行政指導
だ。附置機関の「警視庁暴力団対策情報室」が情報の収集や分析、
指定暴力団の指定を行い、違法行為を発見すれば暴力団に対し行
政のメスを入れることができる。


 また、暴力団排除活動を推進するため、企業や地域住民への支援
も積極的に行っている。各都道府県に公安委員会指定の公益法人
「全国暴力追放運動推進センター」を設置し、暴力団による被害
を受けた人々の救済や民事訴訟を支援している。この他、総会屋
や政治団体が絡む捜査も同課の担当だ。


 第四課は暴力団員による凶悪犯罪など、事件現場の捜査が中心だ。
同課の暴力事件情報係が視察内偵を行い、事件が発覚すれば暴力団
捜査係が取り締まる。


 第三課や第四課のように暴力団犯罪を担当する部署・捜査員は
「マル暴」の通称で呼ばれている。ちなみにマル暴刑事の特徴と
して挙げられるのが暴力団顔負けの風貌だ。暴力団員を相手に
するのだから、軟弱な警察官では舐められてしまう。このため
自然と外見や口調が悪くなることが多いのだという。実際、暴力団
員とマル暴刑事が口論している場面に遭遇すると、どちらが暴力団
なのかわからないほどだ。ときとして市民からも恐れられてしまう
マル暴刑事だが、これもすべては暴力団の脅威から市民を守る
ためなのだ。