「別に一攫千金を狙うわけではないが、もしかしたら当たること
だってあるのではないか」「一等といった贅沢はいわない。2等
でも3等でも、前後賞でもいい、当たりさえすれば」「とにかく
買わなきゃあたらないから…」
これらは、宝くじを買った人が少なからず思っていることだろう。
ある意味、だれもが僅かな額で夢を買っているようなものである。
当選番号が出るまでは「1等が当たったら車を買って、海外旅行へ
行って、PCも買いたいし……」などいろいろなことを考えていら
れる。その考えている間こそが実は宝くじの楽しみだったりして…
その宝くじ、駅のそばやや繁華街のなかにある売り場で、「年末
ジャンボ1等1本でました」「サマージャンボ2等3本でました」
「グリーンジャンボ1等1本出ました」といううたい文句を見ると
ここで買うと当たるのかと考える人と、もう当たりが出たのなら
今度はないだろうと別の場所で買おうとする人と、人それぞれで
ある。
第一、いつも当たりの出た張り紙がある売り場など、「ホントに
そんなに当たりが出るの?」「第一、どうして当たりが出たって
わかるんだ?」という、疑惑の目を向けたくもなってくる。
しかし、このうたい文句は信じていい。売り場は、どんな種類の
くじであれ、売りさばいた全宝くじの番号を控えている。そのため
1等を売った、売らなかったということはすぐにチェックできる
のである。
宝くじの販売員で歩合制のところは一枚でも多く枚数を売るため
に「当選」のうたい文句を揚げているという噂もあるが…