大相撲で好取組なはたくさんの懸賞がかけられる。呼び出しが
懸賞幕を持って土俵をまわる光景はおなじみだが、さてその懸賞金
はいかほどのものなのか。
懸賞金6万2000円のうち、5300円は日本相撲協会の事務経費として、
2万6700円は納税充当金として日本相撲協会が獲得者本人名義の
預り金として天引きする。力士の手取りは3万円である。
今は現金で支払われる懸賞だが、昔は現物支給で、化粧回しや
反物、日本刀などの懸賞もあった。戦後の昭和20年代は米・味噌
炭などの生活必需品中心で、現在のような一律の賞金の形になった
のは1960年からだ。
優勝がかかる大一番などでは、相当数の懸賞がかかる。上限は
51本まで。手取りは半分とはいえ、懸賞幕がずらりと並んだ
一番では力士に力が入るのも当然といえよう。