◆ こうして儲ける屋台のラーメン ◆ | ぐーすけとりきのブログ

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 少しほろ酔い機嫌で食べる屋台のラーメン。「この世にこれほど
おいしいものはない」と思った経験を持つ人は多いだろう。体に
よくないといわれても、酔えばあの味が恋しくなって、駅前や
道路端に停まったライトバンの赤提灯に吸い寄せられてしまうわ
けだ。


 こうして人が入ってくれば、かなりの儲けがあるだろうと思え
てくる。しかし調べてみるとなかなかどうして、儲けるのも結構
大変だということがわかってくるのである。


 屋台のラーメン、1杯600円くらいとして考えてみよう。
ラーメンに必要なものとしては、スープの材料に麺、オーソドッ
クスな具材としてチャーシュー、あとはメンマといったところだ
ろうか。あとネギも忘れてはいけない。こだわり東京ラーメンの
ナルトもある。ここでおおよその食材費を出してみると、150円
弱で収まる計算だ。だいたい2割ちょっとである。


 そこで残りの7~8割が儲けなのかと思ってしまいがちだが、
実は食材費以外にもいろいろとお金はかかる。


 そのいろいろの部分だが、まず屋台ラーメンをやるには厨房
がなくてはいけないので車を改造する。これに400万~500
万円ほどかかるが、車自体は4~5年で傷んでしまうので買い換
えることになってしまう。燃料費なども考えると屋台運営維持
のために1杯に換算して300円ちかく必要になる。ラーメン
1杯の値段の4~5割の割合である。


 そこで残り200円弱が収入ということになる。しかしこれでも
一日に100杯近くの売り上げがあったとしての計算。売り上げが
少なければ、一杯あたりの儲けは、当然だが少なくなってしまう
わけだ。


 そこで、客の回転を速くする工夫、減らせる経費はできるだけ
削る……という発想が出てくる。その結果がラーメンの麺の細さ
だった!つまり麺のゆで上げ時間が早いことが、屋台の勝負どころ
の一つだったのである。