▽闘牛の牛は赤い色に興奮しているのではない? | ぐーすけとりきのブログ

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闘牛士の小道具といえば、鋭い剣に真っ赤な布。大きく

広げた布をヒラヒラさせると、挑発された牛が突進して

いく。だから赤い布は牛を興奮させるためのもの、

と言われていたが…


実は、決して赤い色に興奮しているわけではないのだ。


人間とサルを除くほとんどの動物は、色の判別が

困難とされている。牛の目にも、世界はモノクロに

しか見えていない。布の色を判別する能力はなく、

区別できるとしても濃さだけ。


闘牛士の布に興奮するのは色が赤いからではなく

ヒラヒラと動いているからにほかならないのだ。

ネコジャラシを動かすとネコがじゃれつくのと同じで

ヒラヒラと動きさえすれば、赤でも黒でも緑でも

かまわないはずだ。


でも闘牛の布の色は、心理学的に見てどうしても

赤である必要がある。

理由は、赤が人間を興奮させる色だからだ。

赤い布を広げることで、闘牛士の士気が高まり

観客も熱狂する。

闘牛はショーだから、牛よりもまず人間が熱狂

しなければ始まらない、というわけだ。