「キン、コン、カン、コーン…」といえば、
お馴染みの学校のチャイム。
あのメロディは、ヘンデルが作曲したオラトリオ
(宗教的楽劇)「メサイア」のアリアのなかにある。
この旋律をチャイムに使ったのは、イギリスの
国会議事堂。19世紀の中頃、現在のイギリス
国会議事堂が建設されたとき、時計塔の
チャイムにこの旋律が採用されたのだ。
この時計塔こそ、かの有名なビッグベンだ。
かつて、ロンドンを旅した日本の文部省関係者
が、そのチャイムを聴いていたく気に入り、
それが日本の学校のチャイムに採用された
理由と言われている。
ちなみに、このチャイム、「ウエストミンスター・
メロディ」とも呼ばれるが、これはビッグベンが
ロンドンのウエストミンスター地区にあるためだ。
いまもビッグベンのチャイムは、毎日正午に
ロンドン中に響き渡っている。