明治の文豪、夏目漱石には、人格を疑わせ
るようなエピソードがいくつか残されている。
ひとつは、徴兵逃れである。
彼は東京に住んでいながら、一時期、
自分の籍を北海道の岩内町に移している。
そのため、いまでも岩内町には
「文豪夏目漱石在籍地」という石碑が建っている。
明治6年、政府は、徴兵令を布告したが、
これが適用されたのは、青森県まで。
そこで漱石は北海道に籍を移し、
徴兵を逃れたのだった。
もうひとつ、漱石が行ったインチキは、
お見合い写真を大修正したことである。
漱石の顔には、アバタがいっぱいあった。
とくに鼻のあたりがひどかった。
そこで、お見合い写真を撮影したとき、
写真屋に頼んで、アバタを消してもらtった
のである。
そのかいあってか、お見合いは成功し、
鏡子夫人と結婚している。