警官がタクシーを停めて、反則切符を切って
いる場面は、まず見かけない。
現実に、交通違反で検挙されるのは、一般乗用車
がほとんどで、タクシーをはじめとする営業車は少ない
警官がとくにタクシーに甘いのには、次のような
理由がある。
まず、タクシー業界は、普段から警察に協力的である。
不審人物を乗せると警察に通報するし、逃亡車の情報
無線で知らせたりもする。
また事故発生時は無線連絡して、パトカーの現場到着を
早めるのに、役立っている。
つまり、日頃、協力的なタクシーの違反を厳しく取り締まる
と、今後、捜査に協力してもらえなくなる可能性がある。
また、タクシー業界の団体幹部には、警察OBが大勢
天下っている。
いわば、警察にとってタクシー業界は身内といっても
よい業界なのである。