今日は夫のお誕生日。
義母が、当時の思い出を語ってくれました。
「あの時は、万博開催の年だった。生まれる前に、どうしても気分転換がしたくてねぇ。パパに、自然の多い所に連れて行ってもらったの。ほら、六甲山の隣の、…なんだっけ?ああ、摩耶山!そうそう。そこに、大きなお腹でロープウェイに乗って、娘3人連れて行ったわ。その後、すぐ病院へ入って、病室のベッドで産気づいて、そのままそこで産んだのよ✨🎊✨️」
この話を今朝聞いて、ちょっとちょっと〜、またシンクロじゃないか!と、驚いてしまいました。
と言いますのは、こういう経緯です。
8月8日、娘のみっちゃんのお誕生日だったので、姉が、ラインを送ってきてくれました。「ご出産記念日おめでとうございます🎉」と。
私は、娘の誕生日を、出産記念日として祝って頂いたのがはじめてで、新鮮な驚きと喜びで、さっそくラインに返信しました。
「ご出産記念日!初めて祝っていただきました✨😄ありがとう。みっちゃんは23歳になりました。今日は、東京に、仲間たちとポートフォリオといって、自分の作品集みたいなものをプロのアニメーターの人に見せにいってるわ。今日は2024/8/8で、888の日なんだって。運が良い日らしいよ。何だか胡散臭そうなんだけどこんな動画もあがってるよ〜!」
そして、今朝方、はじめの方だけ見てみたら、今日という日のパワフルさをわかりやすく解説してくれている動画を見つけていたので、それを、いとこと姉とのライングループに、送ったのです。
プランを練ってくれて、結局、行けることになったのでした。
姉に、車を出してもらい、運転してもらうという、多大な負担をかけてしまいましたが、摩耶山天上寺に、シリウスのバワーが一年のうちで最も降り注ぐというライオンズゲートのピークにお参りでき、46000回お参りしたのと同じ功徳があると言う事で、本当に今日来られて、良かったね〜!!と、3人で感嘆したのでした。
(前の記事『素敵なお寺』参照)
よく晴れた星空の下、さあ帰ろうか、と車のエンジンをかけようとした所、エンジンがかかりません😱
どうやらバッテリーが上がってしまったようです。車の保険が見当たらず、仕方なく、会員ではないけどJAFを呼ぶことになりました。
1時間後くらいにようやくJAFが来てくれた、まさにその時!!!エンジンが、かかった〜〜!!喜び勇んで、JAFのおじさんに、直りました〜!と、キャンセルをお願いしました。
さぁ、帰ろう😌と、くねくねカーブを下りはじめて数分後。
ギャ〜〜〜😱😱😱また止まった………
真夜中の山奥のくねくねカーブの道の真ん中で、私たちの車は、また止まってしまったのです。
仕方ない、さっきのおじさんにまた頼まなくては。ところで、ここは、どこ?さっきは駐車場だったからすぐに場所を言えたけれど、ここは道の真ん中…。
しかし!なんとありがたいことでしょう、止まった地点が、神戸自然の家、の看板の真ん前だったのです。おかげですぐに場所を説明できる!
そんな訳で、またJAFにTELしたものの、さっきのおじさんが「一旦動いたのなら、それはバッテリーではなく、車の故障でしょうから、レッカーで引くより、搭載してもらったほうが良い、しかしそれだと金額がかなりかかるから、何とか車の保険会社を調べて、そこに頼んだほうが良いよ」と教えてくれました。
姉が車内を一生懸命探して探して、あった〜〜〜!と見つけてTELした保険会社は、自賠責保険で、事故の対応はしていないとのこと。
この車の保険について唯一知っている旦那さんや、子供達にまで、TELしまくったけれど、真夜中だけに熟睡しているらしい…
万策尽きた。
「なっちゃん、明日というか今日、仕事だから、ちょっとでも寝て😊」というお言葉に思いっきり甘えて、私は後部座席で横にならせてもらいました。
真夜中の六甲山。時々、走り屋のような改造車のドライバーさんが「どうしましたかー??故障ですか?」とたずねてくれて、三角表示板を、危ないからこれ使ってくださいと、無償で下さったり、「大丈夫ですか〜?」と、ゆっくり横を通りざまに窓越しに声をかけてくれる方がいらっしゃったり、親切な温かい気持ちをいただいて、私は心から安堵して眠っておりました。
また、本当に心から信頼している姉といとこが隣にいてくれて、こんなの何年ぶり?子供の時以来!何と幸せな心持ち?!🥰と、心底ハッピーでありました。姉といとこは、心配してハラハラし通しだったでしょうから、申し訳なく思っています。
途中でまたエンジンがかかり、行ける所まで行ったけれど、再びピタリと止まってしまったのが、またまた目印となる看板のたもと。六甲山植物園の真ん前。なんとありがたいこと。神さまの仕業かと思えるほど、ピンポイントで看板のあるところでの急停止!
この珍事は、神さまの何かの計らいだとしか思えず、だから少しも怖くなくて、かえって勇気が湧いてくるのでした。
そうこうするうちに、空が白んできて、ひぐらしの大合唱が始まりました。それがやむと、今度は小鳥のコーラス!山の明け方は毎日こんな贅沢な音楽会が繰り広げられているのですね!
ようやく目覚めた旦那さんに連絡がつき、保険会社に救援を頼み、私はTAXIで一足おさきに下山させて頂いたのでした。