こんばんは。ひめりんごです。
フェチフェスが終わってからは、フェチ系の本を購入してみたり、フェチ系イベントに申し込んでみたり、のんびりとフェチ活動をしておりました。

それぞれブログに書きたいのですが、今日は購入したフェチ本について書いてみようと思います☆




左から、「本当に正しいフェティズム ~性的嗜好大事典~」、「アンダーグラウンド イベント 東京」、「身体も心もボクのもの はじめてのSMガイド2」です。


まずは、「性的嗜好大事典」から。

いろいろなフェチに関する言葉が、50音順で索引できるようになっています。
意味はもちろん、その言葉にまつわる印象的な出来事や作品なども記載されているので、すごい情報量です。
ちなみにくすぐりに関しては、「くすぐり責め」という言葉で記載されていました。
江戸時代で、客をとらなかった遊女にくすぐり責めが用いられていたこと、『ルパン三世』の峰不二子くすぐりシーンなどについて書かれています。最後に「くすぐり責めの愛好者の大半はサドマゾヒズムあるいはマゾヒズムの性的嗜好の持ち主である」と書かれていて、ちょっとドッキリしました(笑)
とにかく文章量と情報量が多いので、いろいろなフェチに興味がある方にはオススメです!


次に、「アンダーグラウンドイベント東京」について。

東京で開催されている5ジャンル(フェティッシュ・アンダーグラウンド・セクシャルマイノリティ・サブカル・オタク)のイベントについて紹介されています。
たくさんのイベント情報が載っていて、イベント詳細・主催者インタビュー・写真 など、内容がとっても充実していてビックリ。
そしてカラーページの方が多いので、目に楽しいです!
知っている・行ったことがあるイベントから、知らなかった・行ってみたいイベントまで、本当にいろいろ書いてあり、個人的に大満足な1冊でした☆(●´ω`●)
とくにイベント(プロパガンダ・デザインフェスタ・コミックマーケット・デパートメントH・東京デカダンス)主催者様のインタビューにはそれぞれ深いものを感じ、考えさせられました。


最後に、「身体も心もボクのもの2」ですが…

私はとくにSM好きというわけではないのですが、読みやすそうだったので、なんとなく見聞を広めてみようと購入しました。(こちらの1作目と同時購入したのですが、1作目が入荷待ちで、こちらが先に届きました。)


さて読んでみて。
SM好きの方へ向けて書かれている本なのに、くすぐり好きにも共感できる部分を多々感じてしまい、結構テンションがあがる一冊でした←


ちなみに、目次はこんな感じ。


第一章:SMとは
第二章:彼女とSMをしよう
第三章:プレイだけのパートナー
第四章:SMプレイを楽しもう
第五章:SMのお店に行こう
第六章:Mとは


第二章では、彼女に性癖をカミングアウトするタイミングから、実際に彼女とプレイするまでの段取りなどが書かれています。
「性癖をカミングアウトするのに、もっとも適したタイミングは~」なんて書き出しに、ドキドキしつつ、納得してしまったり。

第四章では、SMプレイの一つとして、くすぐりについて書いてありました。
くすぐりの記載を期待して買った本ではなかったので、ちょっと嬉しかったです←
「くすぐりと性感」なんていうミニコラムも書かれていて、ビックリ。

そして、私が一番注目したのは、なんといっても第三章。

第三章では、ネット上でパートナーを見つけてプレイするまでの流れについて、かなり具体的に書かれています。たとえば、こんな感じ。()

・SMだけのパートナーを見つけよう
・SMパートナーのメリット・デメリット
・掲示板を使ったパートナーの見つけ方
・SNSを使ったパートナーの見つけ方
・日常で出会う女性をパートナーにする方法
・プレイに持ち込むメールのやり取り
・プレイのためのアポの取り付け方
・会うまでの準備と初対面の印象
・初対面の当日の流れ
・プレイ開始の合図とは
・SMパートナーと恋愛感情


メールの書き方からプレイ当日のタイムテーブルまで、あまりに具体的に書かれてました(笑)
でも共感できる内容も多くて、面白かったです。

本当に、1冊の中で共感ポイントが多かったのですが、たとえばこんな感じの文章は、まるっとくすぐり界隈で共有できるんじゃないかなと思ったり↓


「M女性が「嫌」と口にしても、それが喜んでいるのか、本気で嫌がっているのか判断は難しいものです。そこで、ある言葉を発したらプレイをストップさせる、ストップワードを決めるのが重要といえるでしょう。
また、プレイ全体に関するルールを事前に決めるのも重要です。「これだけは嫌だ」というプレイも人によってあるはずです。
それらのプレイに関する約束ごとをあらかじめ決めないと、どちらかが我慢したり、不快な思いをする可能性があるでしょう。
そして、ルールを決めるのは、プレイに入ってからでは遅いため、必ずプレイに入る前にふたりで話し合う必要があるといえます。」


他にも紹介・共有したい文章はたくさんあるのですが、書きすぎてもアレなので、このくらいにしておきます(^_^;)


さて、そんな感じで3冊の紹介でした。
かなり長文になってしまったので、ここまでお付き合いいただいた方は、お疲れ様でした&ありがとうございました☆