遺伝 イヤといえない性格 | くすだま*主婦通信

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日本の四季と人々の調和を願い日々の楽しみを見つけながら過ごしています。
お笑いと大泉洋と天海祐希と錦織一清が大好きな
50代2児の母くすだまと申します。
初めて心を開きブログを始めます。

私の母は、優しく超お人好しな人。めったに怒りませんでした。
例えば、スーパーで買った野菜が傷んでいても文句を言ったり取り替えに行ったりしないような人です。

私も小さい頃は、そんな母に似たのか気が弱いイヤといえない性格でした。

小学校4年生の頃、図工でステンドグラスを作る事になりました。

黒い紙をカッターで切り抜いて、色とりどりのセロファンを裏からのりで貼り付けて出来上がり。

家で作っているうちに、おり紙の大きさの何色も入ったセロファンが足りなくなりました。

私は、お母さんにお金をもらって近くの文房具店へセロファンを一人で買いに行くことになりました。

慎重な私は、外のショーケースの中に、おり紙大のセロファンセットがあるのを確認してからお店の中に入りました。

私「すみませんー。」

おじさんГはい。いらっしゃい。」

と家の中から出て来ました。

ここで私は、のちのちまで大きく後悔する小さな出来事に遭遇するのです。

私Гあの~。セロファンください。」

おじさん「はい、セロファンね・・・何色の?」

ナヌ?何色って?

私はこの質問にパニクってしまったのです。

欲しかったのは、たくさんの色が入ったものなのに。どうしよう。

悩んだあげくに、おじさんを待たせてる状況に焦った私が出した答は・・・

Г赤で。」

おじさん「赤ですね。」

そう言って、レジのそばの引き出しから見た事のないようなナフキン位の大きな赤いセロファンを一枚取り出して
クルクルッとまるめて包装してくれました。

もう言えない。赤1枚でも高いし大きいし。

まさか、今さら違うなんて・・・。

悶々とした気持ちを抱えながらトボトボと店を出ました。

来る時はルンルン気分で買いに来たのに、透明でキレイで大好きだったセロファンが一言「ちがいます」と言えなかったばかりにこんなに悲しい思い出に変わるなんて。

まさか40年後も忘れられない思い出に。

文房具店のおじさんもビックリでしょ。

結局私は、一度家に帰りお金をもらい再度買いに行きました。でも、あの大きなセロファンは使い道がなく・・・あれを見るたびに胸が痛んだものです。

イヤといえない性格。このあともしばらく続き、何度も苦い思いをしました。

でも、私も成長しました。

今ならはっきり言えます。

「おじさん、私が欲しいのは大きいのじゃなくて折り紙の大きさの何色も入ったセロファンです。!」

あ~スッキリした。





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