今年初開催の 大道芸博へ金曜日(5月10日) 参加してみました。

今回は反省会風に感想を書いてみました。


難しい話が待てない方々も多いと思うので 

要点だけ言うとすれば


「参加料を払って大道芸フェスに出演するのか?」と、心配しましたが、

結果、参加料は払う事を中止にして、お弁当代を出すことに

方向転換したおかげで、とても上手くいきましたね。

主催者さん、方針転換は、大正解。


と、いうのが くす田くす博の感想です。


(金曜日 平日のメインステージです)


初開催ですから、

「大道芸人の生態」をたぶんあまり理解出来ていないのだと感じました。

正直、大道芸はやりやすかったか?と言われるとやりにくかった。

とにかく迷うことが多かったのです。

まずは、挨拶はしてほしかったです。

主催者さんやスタッフさんへ、すれ違う時あいさつをしましたが、

かなりの回数スルーされて、少し寂しかったです。

とくに、朝イチに朝礼をやって注意事項など情報共有をしてほしかったです。

事前にいただいたスケジュールの場所と、ネット上で発表されているスケジュールの場所が

違っていて、出演場所に迷いました。また、ポイント名の掲示はしてほしかったです。

金曜日は平日のため、非常にお客さんが少なく、その条件で

音響セット→客寄せ→パフォーマンス→投げ銭→撤収で30分間は、

短く厳しかった。転換時間0分はやっぱりくるしいです。

メイン以外の3ポイントが近いので音被りが厳しい。

また、15分づつスタートをずらしてしまうことで、一箇所でお客さんを止めてしまうと

他の場所へお客さんが全く動かない状態になることが多かった(金曜日の話)

やはりこれらは、

大道芸の生態?を事前に理解出来ていれば、もう少しストレスなく

パフォーマンスできたようには思います。

なので特に、

今回のオフィシャルアンバサダーさんがどれくらいの意思疎通、想定指示を

主催者側へ指示を出していたのか不安に感じました。

(まあ、難しいんですけどね😓)


逆に出演者の大道芸人に関して言えば、

金曜日は平日でお客さんが少なかったので仕方ないと理解した上で、

時間になってもパフォーマンスをしない

そもそも、時間になっても出演ポイントに来ない。

客の取り合いになるからと、同時間帯パフォーマーたちで

勝手なコラボショーをはじめる。

これは一見、臨機応変な現場対応と、言えるのだが

「大道芸博」というイベントの企画を考えると、

出演者が勝手に演目やルール、スケジュールを変えてしまうのは問題だと思う。

もしも、これを主催者側が認めるなら、事前に朝礼などで

はっきりと、「判断を演者に一任する」など伝えてほしかった。

私をはじめ何組かのパフォーマーが、この企画の意図を組んで

頑張っていることが、ある意味バカをみる悲しい感想となりました。

当然、出演者にも感じてほしい。参加者である以上その企画を成立させる

プライド?のようなものを持って出演をしてほしかった。

また、そんな雰囲気作りに運営サイドも協力いただきたいと思いました。


余談ですが、キッチンカーの方が、

「この並びに4台来ると聞いていたが、当日は自分を含め2台しか来ていなかった、

この金曜日はこの企画のためにスケジュール調整したのに、お客さんも少なく、

もう一台は約束の18時までお店を開けずに早く帰った。とても辛い。」

と言っていた。

それなりのテナント料を払い、イベントを盛り上げようとしている

こういった存在へも、運営は視野を広げてあげて欲しいと思いました。


偶然食べたキッチンカーのカレーは、とても美味しかった。

さすがは東京です。

土日には、驚くほどの人が集まったと聞きました。

条件はとても良い場所で、立地条件が揃っています。

主催者がもっと大道芸を勉強し

大道芸人も自分個人でなく、イベント全体の盛り上げを意識して行動でき、

飲食や施設の協力と理解をお互いにできたなら

私たち大道芸業界へは大きな貢献となるイベントだと思いました。


今振り返ると、

参加料の徴収を言わなけばよかったのになぁ。

でも、「やっぱりお金は取りません。」と方向転換できたのはよかったですね。

オフィシャルアンバサダーさんがもう少し、大道芸を理解してもらえるように

頑張って欲しいなぁ。大事なお仕事ですから、頑張ってください。


と、今回はプロデューサー目線で くす田くす博の意見を書いてみました。

でも、以上の点を気をつければ、とても良い企画になると思います。


PS、くす田くす博には、元々こんな好条件のお話は来ませんので、

実際に行う事はないんですけどね😄


大道芸地位向上委員会 委員長

くす田くす博





PPS

プロデューサーさん、本番中のパフォーマーさんの真後ろで

マスコミの取材はやめてあげてくださいね。

ステージを集中してみれませんでした(ご配慮を)