スカートを押さえながら雪道を自転車で通学する中学生 | Yukariのブログ

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イスラム圏のブルカやスカーフが、女性を抑圧している象徴だと言うのなら、ハイヒールは、どうなのだ。

あんなに痛くて窮屈なものは他にはない。

ストッキングも毎日のようによく破れる。
ほとんど裸同然で歩き回るミスコンテストも、上目遣いでかわいいフェイクな声を出すことを求められる社会的圧力も、どうなのだ。

それは、女性を抑圧してはいないのか。
化粧をすること、パンプスを履くことを求められ、ダサい制服を会社で決められ、膝を出すタイトスカートを支給される。

イスラム教徒の女性は、抑圧されていると言うが、私達も抑圧されて、性的対象物か、そうでないかとカテゴライズされていないか。

タイトスカートを履き、ストッキングとヒールの高いパンプスを履いて一日中立ちっぱなしでいるより、スカーフを被るほうがずっと楽だと思う。

思春期に入ると同時にひらひらのプリーツスカートを履かされ、パンツが見えないようにスカートの前を押さえながら、男たちの視線を気にして、真冬に雪の積もった道を自転車に乗って通学することを強要されるより、スカーフを被るほうがまだマシではないか。

日本社会は、女児をセクシャライズしていないか。

自らの抑圧には、気づかないものだ。