ディズニーよ、美女と野獣は、性犯罪の匂いがする | Yukariのブログ

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美女と野獣の話は、美しい処女を脅して監禁することを、正当化し、しかもその美女が犯人を好きになり恋に落ちるという何とも誘拐監禁犯人に都合の良いストックホルムシンドロームの話である。

なぜ、父親が侵した罪を、娘に償わせるのか。

これは、性犯罪の正当化であり、本人の意思を無視して、監禁し、性的対象物に貶めている。

父親を脅したことも、娘を監禁したことも、決して一生許されることではない。そんなことをしておいて、美しい心があるはずがない。真実の愛を語る資格はない。犯罪者なのだ。
犯罪行為を不問にし、恋に落ち、ハッピーエンドで終わるなんておかしいだろう。

ディズニーのジェンダーの意識も早くアップデートして欲しい。前に比べて少しはマシになったが、ルッキズム、女性蔑視、性的化、物質至上主義にもほどがある。

王子だったら、すぐに恋に落ちるのか、
王子だったら、同意なくして眠っている女性にキスしていいのか。
女性は、美しくなければ価値がないのか。
金持ちの男性と結婚さえすれば幸せが手に入るのか。
民衆から搾取した税金で王族は贅沢な暮らしをしても良いのか。

シンデレラも白雪姫も美女と野獣も、女性を対等の人間として見ず、恋愛対象としてか見ていない。

およそ今のジェンダーの感覚や民主主義の感覚とは程遠い時代遅れの価値観を植え付けているディズニー映画。

何のクリティカルシンキングもなく、
ただ生徒が喜ぶからとディズニーランドに修学旅行に連れていくのは、いかがなものか。
日本のジェンダーギャップもひどいが、アメリカも、よその国の女性差別を非難する前に、かなりのジェンダーの意識のアップデートが必要であると認識したほうがいいだろう。

そして、間違っていると思う時に
例え自分に不利益をこうむることがあるにせよ、勇気を出して声をあげられる若者を育てたい。

長いものには巻かれるな。
出る杭になれ。

面倒くさいヤツになれ。