コロンブスの歴史と、Red power movement について講義をしました。
進学校でもコロンブスについていまだに、アメリカ大陸を発見したすごい人としか
習わないそうで、驚きです。
世界史でも、英語でも、道徳でも習わないそうです。
英語教育で、単語や文法ばかりやっている場合じゃないでしょう。
歴史を知らないと、人も自分も傷つけます。
知らなかったでは、済ませられない。
日本人の人権の意識は、数十年遅れています。今までにも似たようなことはありました。
アメリカでなぜ、コロンブスデイを祝わないようになってきたのか。
(いまだに英雄だと言うアメリカ人もいますが)
コロンブスとその仲間は、アメリカで本当は何をしたのか。
そして、ネイティブアメリカンは、どんな状況に置かれ、どう描かれ、どう差別をされてきたのか、
そして、今、どういう状況で暮らしているのかについて話しました。
まさに、非占領民を非人間化することで占領を正当化してきた殖民地主義の成れの果ての無知と醜さの詰まったプロモーションビデオだと思いました。
そんなつもりはなかったと傷つける人は、言います。
差別はまさに、無知と洗脳から始まり、考えないことで増殖します。
Mrs Green Apple とその周りだけの問題ではなく、教育に携わる人は、人権意識の遅れは、日本人みんなの問題だと捉え、変えていくべきだと思います。
奴隷化され無惨に虐殺された人々の慟哭が聞こえてくるような気がしました。
ネイティブアメリカンとコロンブスについては、TED talkも英語の文献もたくさんあります。
読みやすい、子供用の英語の本も出ています。
高校卒業までに一度は、触れておかなければいけない話題だと思います。
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