自殺者が減少していることは、
いいニュースだが、
中の記事をよくみると、
40代以上の自殺者が全体の7割
男性の自殺者は、7割
どうも、日本社会は、ヒエラルキーの頂点にいて、一番優遇されているはずの
中高年男性にとって、生きにくい社会のようだ。
競争社会のヒエラルキーから、こぼれ、
経済的に評価されず、
パートナーがいないか、家庭でも居場所のない男性なのか。
地域コミュニティにも属さず、
3rdプレイスもなく、
弱みを見せられる人もいないのだろうか。
ジェンダーギャップが121位の日本は、女性を解放しないと、
本当は、男性が一番苦しむことになる。
人を、ああすべきだという、価値観の箱の中に閉じ込めて裁くと、自分を一番、裁くことになるのだ。
女らしく、女のくせに、
女だからと、言って、差別するのをやめると、
男性にとっても、息苦しくなくなるだろう。
そうすると、日本は、もっと、生きやすい場所になる。
人と比べて、いい学校に行って、出世して、お金をより多く稼いで、美人の奥さんを貰って、
家を建てることだけが、
男らしく、成功している。
という競走馬の
メンタリティから、脱却する時がやってきたと思う。
この経済が悪化している状況で、
このままの比較差別メンタリティでは、成功していても、していなくても、
男性が、苦しむことになる。
いつも、男らしく強くなくても、偉くなくても、出世しなくても、
たくさん稼がなくても、いいんだよ。
大変な時代だけど、自分を責めず、
裁かず、自分を大事にする優しい社会に変わっていきますように。