この曲はスコットランド民謡で北陸本線の接近メロディーにも使われているが、悲恋のラブソングであることを知っている人は少ないかもしれない。

 

貴族令嬢で絶世の美女と言われたアニー・ローリーには将来を誓い合ったウィリアム・ダグラスという恋人がいた。しかし彼女の父親の反対に遭いアニーは別の男性と結婚。悲嘆に暮れたダグラスが忘れられない彼女への熱い想いを書いた詩にメロディをつけた曲である。

 

想い合っても結ばれなかった人は忘れ難い。自分にもそういう女性がいるので、この英語歌詞は心に沁みる🥺

 

 

 

Maxwelton's braes are bonnie,

(マクスウェルトンの丘は美しく)
Where early fa's the dew,

(朝露が降りていた)
And it’s there that Annie Laurie

(そこでアニー・ローリーは)
Gi'ed me her promise true.

(私に真実の愛を誓ってくれた)
Gi'ed me her promise true -

(彼女の誓ってくれた真実の愛を)

Which ne'er forgot will be,

(決して忘れはしない)
And for bonnie Annie Laurie

(愛しいアニー・ローリーのためなら)
I'd lay me doon and dee.

(地に倒れ死ぬこともいとわない)


Her brow is like the snaw-drift,

(彼女のひたいは雪のように白く)
Her neck is like the swan,

(首は白鳥のようで)
Her face it is the fairest,

(顔は誰よりも美しく)
That 'er the sun shone on.

(降り注ぐ陽の光のよう)
That 'er the sun shone on -

(陽の光のような顔に)

And dark blue is her e'e,

(深い蒼色の瞳)
And for bonnie Annie Laurie

(愛しいアニー・ローリーのためなら)
I'd lay me doon and dee.

(地に倒れ死ぬこともいとわない)

Like dew on the gowans lying,

(ひなぎくの花に降りる露のように)
Is the fa' o' her fairy feet.

(その美しい足は地を踏み)
And like winds, in summer sighing,

(夏にそよぐ風のように)
Her voice is low and sweet.

(その声は優しく甘い)
Her voice is low and sweet -

(その優しく甘い声よ)
And she's a' the world to me;

(彼女こそ 私の世界のすべて)
And for bonnie Annie Laurie,

(愛しいアニー・ローリーのためなら)
I'd lay me doon and dee.

(地に倒れ死ぬこともいとわない)