こんにちは、こんばんは、おはようございます
卒業者名簿に、しっかりと学籍番号が載っていて、ホッとしている土谷です。
4年間、GPAが右肩上がりだったことが、
地味なんですが、自慢ポイントかもしれません。
なかだるみせず、スパートも決められた自分を褒めたいですね。
さて、入部して以来のブログも遂に最後になりました。入部直後の自己紹介ブログで、「縁を大切に、部の役に立ちたい」的なことを書いたのが懐かしいですね。
毎回のように書くネタもなかったので、
今年は部員が40人を超えてくれたおかげで、自分が書く頻度も減ったのが、ぶっちゃけ少し助かってました笑
7歳の誕生日に始めた水泳ですが、
この15年間を通して、たくさんの人に関わってもらい、本当に多くのことを学んだ気がします。
自分の成長は、常に水泳と共にありました。
ただそれを、「おおー、感動!」って感じで話そうとすると、まとまらない文章になっちゃいそうなんですよね
なので自分は、
ちょっとだけ感嘆できるようなラストにできれば上出来かなぁといった感じで書き始めます!
もし、水泳人生の記憶を文章化して、
一冊のノートにまとめるとしたら、
絶対に外すことができない、そして、
最も繰り返し出てくるであろう考え方があります。
その考え方は、
有頂天になった自分を戒める時、
初心に帰りたいと思った時、
何か突破口が欲しいと感じた時、
それ以外にも、あらゆる局面において
自分の軸となっていました。
その考え方であり、
この記憶ノートのタイトルとなるのが、
「素直に、謙虚に、勤勉に」です。
ただの熟語の羅列ですが、単なる辞書通りの意味とは少し違います。
幼い頃から父に言われ続けてきた言葉でしたが、
水泳と歩んだ15年間を振り返ると、この言葉に自分なりの訳を持たせるための過程だったのかもしれません。
まず「素直に」とは、
・自分と相対する意見や、自分のスタイルを崩されかねない助言でも、一度聞き入れてみる
ということです。
最初は自分が積み上げてきたものや考えてきたものを否定されている感覚になるので、意見を持っている派で、かつ意地っ張りな性格自分にとっては胆力が必要でした。
なかなかの意地っ張り度合いだったので、
アドバイスが「自分のことを否定しようとしているのではなく、リスクの可能性や、筋を通すことの必要性を示してくれている」と噛み砕いて理解するのにも時間がかかりました。
ですが、素直に聞けるようになって、
相手からの言葉を噛み砕けるようになってからは、
自分にない視点が得られるようになったので、
事象を多角的に捉えることができるようになったと思います。
「あ、こんな指摘ありそうだな」と考えるフェーズができて、その繰り返しで引き出しが増えていくので、考えうる事象に対してはいくつかの解決策を予め持っておくことができ、機転が効くようになりました。
あとは、頭ごなしに考え方を跳ね除けたり、話の腰をおったりすることがなくなったので、厳しいこともちゃんと言うけど、価値観の押し付けはしないような伝え方ができるようになったと思いますし、
プライドや恥じらいが邪魔して口から出なかったようなストレートな言葉も使って、相手を褒めることができるようになりましたね!
これからは教育者なので、アドバンテージになるかもしれないですね笑
次に「謙虚に」とは、
・成果が、誰の協力のもと成されたものなのかを考える
ということです。
大学では2シーズンを通してトレーナーを任せてもらえましたが、両シーズンとも良い結果だったと言ってよいのではないでしょうか。今年度の納会では、点睛賞に選んでいただくこともできました。
とても考え抜かれた名前で、感動したことを覚えています。
という感じで、周りから多くの感謝をいただけたのですが、こちらとしても感謝でした。
というのも、納会のスピーチでも話したんですが、トレーナーの仕事は選手が話を聞いてくれることで、はじめて成り立ちます。
マネージャーがいることで、見ることに集中していても欲しい時にデータがあって、
他にもトレーナーがいることで、各選手あたりに充てられる時間が増えます。
トレーナーとして、
自分が最善のパフォーマンスを発揮できたのは、
当然仲間のおかげでした。
成果までの過程を、周囲との絶妙なバランスの中で進んでいるのって、実はとても繊細なことで、当たり前じゃないんですよね。
また、感謝は言葉選びに表れるので、
あるとないでは関わる相手の感じ方も変わってくるんじゃないかなぁと思います。
少しでも前向きに受け取ってもらえれば、その積み重ねが次に繋がっていきますからね。
トレーナーはその立場上、
選手から「はい。はい。」と話を聞いてもらうことや、質問に答えてもらうことが多い役職ですが、
選手から何か聞いてくれるようになった時は、そこに少なからず信頼関係が生まれていることがわかって嬉しかったですね。
最後に「勤勉に」とは、
・考えることをやめず、即座に行動に移す
ということです。
自分の中では、
あらゆる決断の瞬間における勤勉度合いが
3分割されていて
上から、
行動にまで移せるとき
↓
考えるだけで辞めてしまうとき
↓
考えもせずに、流されてしまうとき
になるんですけど、
一番上であれる瞬間が多ければ多いほど、
「素直さ」でいう引き出しの多さや、
「謙虚さ」でいう感謝の局面に、
繋がっている気がします。
つまり、この「勤勉に」が、他2つの基盤になっているともいえますね。
あとは単純に、自分に知識があれば、
「多分」や「わからないけど、」のように保険をかけたり、オドオドした態度にならずとも、自信を持って話し切ること、行動を起こすことができます。
自信を持って話せているかどうかは、
聞き手側を不安にさせないとか、こいつを信じてみようって思わせられるかどうかの局面では、めちゃくちゃ重要ですよね。
自信を持って行動を起こせているかどうかは、
結果が見えていない段階の自分自身を不安にさせないことに繋がって、中途半端にやめてしまうことを防げますよね。
この辺は辞書通りの勤勉さですね
今はAIが発達してきて、
指示通りにしか動けなかったり、「周りもやってないでしょ」と動かない人から順に淘汰されてしまうような時代になりつつあるので、
行動に移すまでが早ければ早いほど、
その回数が多ければ多いほど、
必要とされる回数も増えていくんだろうなって、
今は考えてます。
「僕は勤勉です!」なんて、胸を張って言えるかというと、まだまだ改善点から目を背けてしまうこともあるんですけどね、、、
このように、「素直さ」「謙虚さ」「勤勉さ」は、
相互に支え合いながら、人との関わりの中で、
当たり前のことが、当たり前にできている回数を
増やしてくれます。
この思考に慣れ、自動化されてくると、
他者との関わりに深まりが出てくるスピードが上がります。するとしないでは、他者との関わりが帯びる彩色が異なってくるということです。
なにか一個だけでもいいので真似してみてください。オススメは、やっぱり「勤勉に」ですかね。
個人的には、御託を並べるよりも行動で示せる人や、言葉と行動にズレがない人が、信頼に値する強さを持つ人だと思います!
さて、後輩の皆さん
僕はこんなことを考えて生きてきたので、
他の同期仲間と比べて、とっつきにくかったり、
面白さに欠ける部分も多かったと思います。
たしかに、考えて改善することを継続する生き方は、決して楽ではありません。折れそうになることもあります。
それでも、ある問いに対して、あの選択をした瞬間に戻りたいと思ったことはないですし、とてもキレイな回答で記憶ノートを構成できたと感じられているのは、皆さんを含め、水泳が引き合わせてくれた「縁」や「因果」があってのことです。
皆さんもご存知かとは思いますが、縁ができることは当たり前ではありません。
題目になぞらえると、「縁」はペンであり、記憶に色や太さを持たせてくれます。
そして、そのペンを、このタイミングで手にできるようになったことには必ず意味があり、後の章末や結末の「因果」となります。
なので、周囲との縁一つ一つと、面倒くさがらずに、不器用でも一生懸命に向き合ってください。
全ての仲間と、
全力で喜んで、
全力で楽しんで、
全力で悲しんで、
ときに全力で休んで、
それらを笑いながら共有することで、
皆さんそれぞれの記述にアクセントを加えていってください。
そうすると、
小学生の授業ノートと似たようなもので、使えたペンが多かったからこその、何度も何度も読み返し、指でなぞりたくなるような、そんな満足度の高い記憶ノートのページが刻めているはずです。
自分にとっても、この4年間の色は満ち足りていました。皆さんもぜひ、色鮮やかな水泳部ライフを突き進んでください。
たくさん、たくさん、ありがとうございました。