ここまで安定した構え、脚のタイミングを説明しました。

これらで勢いよく空中に飛び出しても、フライト=>入水がよくないと水中に入った後に大きく減速してしまい、飛込を生かすことができません。

以下にフライト、入水のポイントをまとめました

  • 両脚を揃えて真っすぐ伸ばす
  • ストリームラインは空中で組み終える
  • 股関節は屈曲
  • つま先が入水するまでブレーシングを解かない
  • 後ろ脚を前脚に揃える
 
フライト中に体が左右に傾く人(左肩が下がるなど)は構えの時点で体が傾いている可能性が高いです。

空中ではこれくらいストリームラインに近い姿勢ができるといいですね

 

ここからが上級者向けで僕も練習中のポイントです

 

股関節は屈曲していた方がよさそうです。

ドレセル選手、今井月選手など股関節屈曲してますよね

 

これは入水時の腰で受ける水の抵抗の減少と、

腰にあるエネルギーのベクトルを進行方向のベクトルに足せるから

と僕は考えます。

図のようにへの字で入水できるといいんですよね

これをするためのヒントが

ブレーシングと後ろ脚を前脚に揃えるです。

他にも目線があると思うのですが・・・まだ実験中です

 

 

上が去年の11月の飛込です。

入水の瞬間、腰ガン反りでだめです

動画を見てもらうとわかりますがこの時点で腰が反っています。

この腰がふわっと浮くのをブレーシングで耐える必要があります。

入水の瞬間はこんなになってます。

下は今年の8月です。

これはブレーシングと腰の屈曲をかなり意識して飛込ました。

動画ではギリギリ腰は反ってませんがもっとへの字にしたいところです。

ブレーシングをしたり腰の屈曲を意識すると、脚や上半身のパワー発揮が落ちてしまいます。

しかし入水後はパワーない中で飛んだ割にはスーっと進んでいきました。

少ないパワーでも抵抗を減らし、上手にベクトルを併せればここまで効果があると感じました。

 

まとめ

空中でストリームラインを組む

股関節屈曲