こんばんは、ゆめめです。

もう1週間が経過しようとしていますが、第32回兎原祭公演「夏は短し叫べよ乙女」、無事終演致しました。
ご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました。
朝早かったですが、多くの方に見て頂けて、嬉しい限りでした。先輩方にも久々にお会いできて嬉しかったです。ありがとうございました。

食飯企画も両日完売と大盛況で、部員からは嬉しい悲鳴が上がっていました。特に2日目は開始40分で売り切れるとはこちらも予想外で……ご購入頂けなかった皆様には申し訳無かったのですが、多くの方にご購入頂き、嬉しく思っています。本当にありがとうございました。

今回の公演は、前回公演「パンドラ」とは対照的に、練習期間は短めの公演でしたが、各々自分が出せるベストを尽くして、舞台に立っていたのではないかなと思います。

私が演じたのはテケテケのテケ美でした。
かなりインパクトのある役所でしたが、皆さん楽しんで頂けましたでしょうか。
演じていても楽しかったのですが……あの役衣装汚れますね!!
地面にあった色々を全部吸着して…………洗濯が大変です。
あと上半身の見た目が少々怖い……そして若干絵の具の匂い(色味も相まってなんとも言えない匂いに感じられる)も……
着ている私自身は周りほど怖くは無かったのですが、舞台袖(薄暗い)で見るとかなり不気味だったらしく、袖に捌けてきた人みんなに一瞬怖がられていました……(ちなみにまーち(同じくテケ美役)はおゆきに絶叫されたそうです)
でも、毎日舞台上を這いずり回ったのは良い思い出になりました。

また、劇中で踊ったり、合奏したりと今までで一番色んなことに挑戦した作品でもあったと感じています。
ダンスはあったけれど、2曲踊るのは今回が初めてだったり、合奏に関してはそもそも本当に初めてだったり(うろ覚えだからもしかしたら初めてじゃなかったかも知れないけど)と、本当に手探りの状態でしたが、最後までやり切ることができたことを嬉しく思います。
今後も色んなことに挑戦していって欲しいですね。

後輩の演出作品で自分がキャストになるのが初めてで、それもすごく新鮮でした。
セリフ一つ一つ、動き一つ一つを丁寧に積み上げて、場面を作っていく様子がとても頼もしくて、眩しかったです。
演出だけでなく、他の役職でも、後輩がしっかりと役割を持って作品を創り上げていたり、驚くほど演技が豊かになっていたり。

ちゃんと後輩は育っている。そう思えた作品でした。これからもどんどん伸びていくと思うと、本当に楽しみです。


そして、以前からお話ししていた通り、私はこの演目をもって引退となります。

5年前の入部当初は引退がこんなにも早くやってくるなんて思ってもいませんでしたが、今振り返ってみるとこの5年間はあっという間に過ぎ去ったように感じます。

第12回公演から第32回公演まで、本当に長い間在籍させてもらいました。
様々な作品に携わらせて貰いました。どの公演でも、演劇部に入らなければ出来ない、貴重な経験を積むことが出来たと思っています。

もちろん大変な事、しんどい事もありましたが、それを超える程の楽しい思い出もたくさん出来ました。

偉大な先輩方や自慢の後輩たち、先生方…………
演劇部に入っていなかったら、出会う事ができなかったと思います。皆さんと一緒に活動出来た事は、私の一生の財産です。お会い出来て本当に良かったです。お世話になりました。

演劇部、本当にいい部活です。
5年間ここに居た私が保証します。
今ここにいる後輩たちにも、まだ見ぬ後輩たちにも、ここがかけがえのない場所になっていれば良いなぁと思っています。
少なくとも、私にとってはそんな場所になりました。

演劇部員としての活動は幕を下ろす事になりますが、またいつか演劇と巡り会えたら良いですね。
今後どこかで私と出会う機会があれば是非お声掛けください。一緒に良い作品を作り上げられるよう、頑張りますのでよろしくお願いします!笑

そして、今後の演劇部の活動に関しましても、後輩たちが切り開いていく先を見届けて頂けましたら幸いです。

しんみりして終わるのはなんだか寂しいので、さよならとは言いません。
それでは、いつかまたどこかで!5年間ありがとうございました!