経済発展とは何か?豊になるとは何か?を考えてみた。
一般的に収入が増えれば良いことになるが、月収が10万円が100万円になっても、例えばアンパンが100円から1000円になったら買える個数は同じであるのでこれで、豊になったか、経済が発展したかと聞かれれば、Yesとは言えない。
(別で書きますが、実はこれはこれで経済発展と言える時があります。)
100円札があった時代の100円は現在の10000円に相当する価値があったとも言われており、その時代から果たして我々日本人は豊になったのか?と言う疑問を解消するため、データ*を適当に選んでグラフを作ってみました。
*データはコインの散歩道さんのデータを利用させていただきました。単位が変わり比較が困難で泣く泣く使うのを断念したデータ含めて沢山あるので是非、散歩してみてください。
1950年を1として、2020年までにそれぞれの値(価格・収入)が何倍になっているかを縦軸に横軸を5年刻みの時系列でグラフを作成しました。
米、塩などは価格が70年間で最大5倍程度で増加し、それに対して年収が30倍以上増えているため、米などは沢山買える。当然、増えたお金を全て米や食品に換えるだけでなく他のこと例えば、余暇に使うことができるようになったとも言える。
さて問題は東京家賃(一坪)ですが70年で100倍を超え、年収の増加を遥かに上回っている。これは、同じところに住むなら、食べる量を減らす、余暇を減らす必要があり(年々慎ましくする必要がある)、同じ生活レベルを保つなら、住むところを郊外にするか、狭くするかの工夫が必要になることを示す。
グラフから「親が持ち家で別にそこに住んで居ても問題がないなら経済発展したと断言できるが、そうでない場合は、住んでいる場所、広さに関係して経済発展したかどうかが変わる。」ということがわかる。
まとめるとインフレにたしての価格のレスポンス(反応)はものによって一定ではないことからどこに注目するかでインフレの影響は変わる。需要増に対して生産性により価格を抑えられるものと限りある資源(グラフの例としては土地)で価格が抑えられない、むしろブーストされてしまうものがある。
