中学校の3年間はどうでしたか?

中学校の3年間は、3年はしかと言われ、素直に物事を受け入れたくなかったり、意味もなくイライラしたり、感謝の気持ちはあるのに素直になれなかったり、、、

いわゆる思春期の真っ只中。

そして義務教育最後の3年間です。

中学校は教科担任制になり、いろんな教科、いろんな先生に様々なことを習うことになります。

当然、合わない教科、合わない先生もいたでしょう。

それは全国の学生に多いにあることです。

そして、それらはこれから先の人生において大変大切なことなのです。

バイトをする人はすぐさま社会において、まわりの大人のもと仕事をします。

そうじゃない人も高校を卒業後、大学に進学する人も様々な人と出会い、多くの価値観と出会います。

人生の先輩として人に好かれる人になってください。

私は人生において「お金」より、「人脈」だと思います。

人との縁はお金では買えなく、様々な人と出会うことは大きな成長に繋がると、最近よく思います。

あえて人に嫌われる道を進まなざるを得ない場合もありますが、絶対に人に好かれる人であることが、最良の人生へと繋がるように思います。

私自身、多くの友人に助けられて今、生かされていると思いますし、学年主任という大役をコロナ禍で全うできたことは多くの生徒、多くの寛大な保護者の皆さま、同僚に恵まれたからだと痛感しています。

私の能力は10%で、あとの90%は生徒である君たちの能力、良さで授業は成立していると思います。

それほど君たちはとても素晴らしい能力を持っているのです。

私が輝けたとするならば、生徒である君たちがそうさせてくれていただけなのです。

私は凡人です。

ただ、君たちに言えることは毎日、ずっと君たちのことを考えなかった日はありません。

どうすれば君たちとの距離を縮めることができるのかな。

君たちが好きなものは何なんだろう。

どうすれば美術という分野を好きになってもらえるのだろうか。

ずっと考えて生活をしてきました。

そうさせる魅力が君たちにはあるのです。

どうか、その素晴らしい魅力を失わずにこれから先の人生を歩んでください。