書く気力があるので、今の内に書いておこうと思います。

いろんな場所で何度となく書いたことのある内容ですので、読んだことのある御方は「また会ったな」という感じで、そういう感じで、お願いします。内容は同じですが文章は書き下ろしです。前の文章は保管していないので。


また、「能力なんて別に必要ないよ」という御方には不要な記事ですので、飛ばしてください。




1.『能力』もキャラである。

創るに当たって、あなたの好みであり、あなたにとって存在感のある能力にしましょう。名前や視覚的イメージ、効果など、あなたにとってしっくり来るものを考えましょう。

存在感が強ければ強いほど、好みであれば好みであるほど、それはあなたの意識に上りやすく、あなたにとって受け入れやすいものになるはずです。

タルパを創るのと同じように、能力創りもじっくりおこなうべきです。



2.納得できるか?

その能力の効果は、あなたにとって納得できるものですか?

あなたの好みを反映したことには間違いないのでしょうが、その能力効果、強すぎませんか?

実際に強いかどうかは関係ありません。あなたが『強すぎると思ってしまっていないか』、ここが重要です。

その雑念は、あなたが能力効果を受ける際の邪魔になるでしょう。しかし能力効果は変えたくない。ならばどうするか。発動条件(制約・縛り)を設けましょう。

例えば、『1日に3回しか使えない』、『××××したあとにしか使用できない』、『××××してしまったら使用不可能になる』など。

でも『使えない』って言ったって、別に使おうと思えば使えちゃうじゃん……とあなたは思うかもしれません。実際その通りで、この『発動条件』というものは、あなたが守るか守らないかの話でしかありません。

これはタルパのオート化と似ており、『守るのが当たり前』状態になるまでひたすら自身を律するしかありません。タルパのオート化ならぬ、あなたのオート化と言えるかもしれません。ある意味では。

ともかく、「適切な能力である!」とあなたが納得できれば、あなたの脳はその能力効果を受け入れやすくなるでしょう。



3.何度も何度も試し撃ち

能力のディティールが決定したら、あとは使いまくるだけです。

最初は効果を実感できないでしょう。「なんにも起きないじゃん」と思うことでしょう。

これもタルパのオート化トレーニングと同じです。何度も繰り返しトライするしかありません。

その際に、『なんにも起きていないけど、起きたフリ』をしてみましょう。

例えばフィジカルヒーリング。あなたは頭痛に苛まれているとします。そして能力を使ったとします。全然治らないかもしれません。しかしそこで「いやー治った治った。頭痛くなくなった!」と強く思い、頭痛が消えたふうを装いましょう。

さらに慣れてきたら、能力使用後、もう本当に治ったかのように振る舞いましょう。虫刺されをヒーリングしたなら、痒かったとしても、もう治ったつもりで掻くのを我慢しましょう。痒いのを無理矢理忘れましょう。

その繰り返しです。

その内、本当に治ります。本当です。

他の系統の能力に関しても同様です。



4.最後は信頼。

能力を使用するのはタルパです。あなたは受け取る側です。

なので最後のワンステップは、あなたがどれだけタルパを、タルパが使用する能力を、信頼しているかにかかってきます。

あなたが半信半疑であるなら、あなたに顕れる能力効果も胡散臭い程度のものにしかならないでしょう。

あなたが納得できる能力効果を、あなたが信頼しているタルパが使用したなら、反復訓練の果てに、それは必ず発動します。

以上、成功を祈ります。




ちなみにウチでは、僕が能動的に能力を創ることはしていません。

タルパが自ら創り出した能力効果を、その説明を聞いた上で僕が受け入れるようにしています。

ただしこれは、『オート化したタルパ』が『能力を受け取ることに関して「オート化」している人間』に対してしか不可能な芸当です。才能次第ではすぐさまできるようになられる御方もいらっしゃるでしょうが、一般的には、最低でも数年の訓練が必要かと思います。

じっくりやりましょう。