この日は特別で仕事が終わった後、仕事仲間の間でパラで
PLO(Pot Limit Omaha)をしました!
PLOっていうのは次世代のホールデムとして密かに期待されているポーカーの一種。
NLHEとどう違うかっていうとまずPL(ポットリミット)であること。
PLっていうのはつまり、ポットに入ってある額しかベット出来ないということです。
たとえばポットに$30入ってるとします。ベットできる額はきっかり$30までです。
次にゲーム自体がOmaha(オマハ)といってホールデムと多少異なります。
先ずオマハとホールデムの共通点ですが、共にディーラーボタンとSB/BBがあって、プリフロップ、フロップ、ターン、リバーの4つのストリートで賭けを行うことです。
一番の違いは各プレイヤーにカードが2枚ではなく
4枚配られること。
そして注意しなければいけないのは、配られる4枚のカードの内、
いかなる状況下でも手札の4枚の内の2枚を使用して、ボードから3枚のカードを使用しないといけないという事です。
例えば自分のハンドが
A
A
8
7
だとします。
そしてボードが
K
7
3
2
8
だとします。
自分のハンドはフラッシュではありません。この例の場合、自分のハンドは
87のツーペアです。
自分のハンドが
K
9
8
7
でボードが
K
K
4
3
3
の場合、
自分のハンドはフルハウスでは決してありません。
この場合、自分のハンドは
KのTRIPSです。
PLOではどんなプリフロップハンドが強いのか?基本的にダブルスーツが良いです。
両方のスーツがA込みだと尚いいです。
フラッシュ狙うなら当然ナットフラッシュが良いので。
コネクターが入ってたら基本的にプラスですね。
フラッシュだけではなくストレートも狙えるので。
まあ説明しないといけない注意点はこれくらいです。
レイズする時の額の計算法などありますがそれは割愛させて頂きます。
このゲームが何故次世代のホールデムとして期待されているかというとアクションがひたすら凄いからです。
手札もホールデムと違って4枚もらえるのでホールデムより退屈せずにいられるというのもあります。
プレイヤー全員が4枚もカードをもっているというのがあって基本的にハンドのバリューがNLHEと比べて大きく異なります。
例えばNLHEでAKを持っていてフロップがK highやA highだったら大抵の場合勝てますがオマハでトップペアトップキッカーなんかを持っていても
全然強くありません。せめてツーペアやセットの様なハンドが欲しいのですが、オマハでそれ以上に欲しいのはドローです。
一番理想的なのはナッツをフロップして、なおかつナッツのドローを持つことです。
例えば自分のハンドが
A
A
K
8
でフロップが
A
7
2
だとします。
ほぼ無敵ですナッツをフロップしましたしエースハイのフラッシュドローも持っています。
強すぎます。
次世代のホールデムとして期待されているポットリミットオマハですが、実際の話は厳しいと思います。
PLOには多くのホールデムプレイヤーが嫌う
決定的な二つの要素があるからです。
ホールデムプレイヤーは
Suck Out(Underdogの相手に負ける事)と
Tough Decision (困難な決断)を嫌います。
PLOはSuck OutとTough Decisionばかりのゲームです。こちらがセットをフロップしても相手は皆4枚もカードを持っているのでターンやリバーでストレートやフラッシュ等を揃われる事なんかしょっちゅーあります。
こちらがセカンドナッツを持っているのに相手に巨大なチェックレイズをされて、フォールドするべきなのか悩む事なんかもしょっちゅーあります。
Varianceが非常に高く、いえばPLOは上級者向けのゲームです。
ではセッションの重要ハンドの説明に入ります。
プレイヤーは基本的に随時俺、Derrick(ディーラー)、Sam(ディーラー)、Travis(チップランナー)の4人でした。
DerrickはすぐTiltになる面白いやつ。隙あらば俺をブラフするのが彼の楽しみ。
Samは割りと最近入ってきたディーラーでPLOの経験は4人の中でダントツで一番あります。
Travisはこの中で一番のPLO経験の少ないカモ。NLHEもあまり上手くない。
俺はPLO経験は浅いですが、NLHEで磨き上げた勘と読みを駆使して頑張るよう心がけました。
$1/$2です。
HAND #1 俺
AcTcTh4h@UTGで$7にポット。
BTのDerrickとSBのSamがコール。
FLOP T 3c 2c $23Samチェック。
俺$23ベット。
Derrickコール。
Samフォールド。
ヘッズアップ。
素晴らしいフロップですね。
4人プレイヤーでセットはとてつもなく強力。
それに加えてこちらはエースハイフラッシュドローもあります。
おまけとしてストレートドローも一応あり。
文句の付け所がありません。
TURN T 3c 2c A $69俺$50ベット。
Derrickコール。
こちらはエースのセットに対してブロッカーを持っているのでAはあまり怖くないです。
こちらはエースを一枚持っているので相手がAAを持っている確率は極めて低いということ。
RIVER T 3c 2c A 9 $169俺$100ベット。
Derrickコール。
こちらのセットはGoodでした。
HAND #2俺
77c9c9@UTGで$7にポット。
Travis@BTコール。
Derrick@SBコール。
Sam@BBが$30にリレイズ。
俺だけコール。
ヘッズアップ。
FLOP 8 7 4 $74Sam$50ベット。
俺コール。
結構考えました。
彼の残りスタックは$180程。
今こうしてこのハンドを書き直していてここでレイズしなかった事を後悔しています。
56を恐れていたわけでは決してありません。
ここでレイズしても相手のAA/KK/QQはフォールドするだけだな、って思ってのコールでした。
でもその考え方は
あまりにもNLHE的な考え方だと思います。PLOにおいてこういったハンドはターンやリバーでこちらにとって都合の悪いカードが沢山あるので、自分のセットに対するプロテクションとしてここはレイズするべきだな、と思います。
ターン/リバーで具体的にどんなカードがこちらにとって都合が悪いかというと
5/6/9/T/J/Q/K/Aです。
多すぎます。TURN 8 7 4 9 $174Sam$50ベット。
俺コール。
この時点でJT/T6/65/99/88には勝てませんがまだこちらのハンドが優勢だと思っています。
アグレシッブな彼がベットのサイズがフロップと同じ$50であるのは彼のハンドの弱さを露呈している気がしました。
だったらレイズしろって話ですが、そこはご愛嬌といった所で。
俺のPLOの拙さが露呈しているハンドですね、これはw
そもそもこの時点の彼の残りスタックは$130でもうほぼpot committedだと思います。
RIVER 8 7 5 9 Q $274Sam$130でオールイン。
俺フォールド。
すげー悩みました。
直感的に自分にとってこのQは特に悪いカードだって思った。
もういたるストレートがあるし(46/69/T6/JT)彼が一番持っていそうだったQQ/KK/AAの内のQQはセットになっちゃったし。
フォールドした後、彼はQQを持っていたと言っていました。
HAND #3Travisがlimp。
Sam@SBが$8にレイズ。
俺
JdJhQh7d@BBで$25にリレイズ。
Travisフォールド。
Samコール。
ヘッズアップ。
ちなみにこの$25リレイズはSamに対するiso-raiseです。
このハンドは9人テーブルだったら全然強くないんですが4人テーブルだったらそこそこだと思います。
FLOP JsQs6 $52Samチェック。
俺$30ベット。
Sam$130にチェックレイズ。
・・・・・・相当考え込みました。
彼の残りスタックは$200程。
こちらのハンドはセカンドナッツですがほぼ、ナッツです。
こちらはQを一枚持っているので相手がQQを持っている可能性は極めて低いことになります。
それより彼が大いに持ちうるハンドは
モンスタードロー。
KsTs/Ts9sの線がかなり濃厚。
66?まぁ一応ありうるかも。
悩んだ結果、僕はオールインしました。
正直、これは+EVであるかどうかはかなりきわどい所です。
彼が仮に15アウト持っているとしたら僕のセットは40:60でunderdogだから。
けどポットにすでにそれなりのお金が既に入ってるのでこのオールインは50:50に近いと思います。
正直、ただのギャンブルですね。
オールインしたら、相手は当然pot committedなのでコール。
案の定Ts9sXXを持っていてターンがスペードで負けてしまいました。
残念。
$1/$2PLO@Pala
Duration: 3:30
Buyin: $700
Cashout: $899
Profit: $199