●2023年4月1日(土)●

KNOTFEST JAPAN 2023
DAY1

SLIPKNOTの新譜が良かったのと、見たい邦楽ロックバンドが揃っていた上にチケットが安かったので、久しぶりにフェスに行きました。

朝の9時半のサポートアクトから見ようと思って家を出たので6時半起きで少し眠かったです。

ただ実際にライブを見たら目が覚めてきて楽しめました。

 



・9:30〜 ASTERISM
インストバンド。リフはスラッシュメタルのような攻撃的なものでインストバンドとしては珍しい。SLIPKNOTのカバーも披露しており、その時は女性ボーカルの方が歌っていた。堂々たるパフォーマンスのトップバッターだった。

・9:50〜 Ailiph Doepa
出演するサポートアクトの中では一番SLIPKNOTに音楽性が似ていると感じた。ライブ映えする曲ばかりでサークルモッシュも発生していた。見ているこっちが気恥ずかしくなるようなピエロメイクと日本語詞だが悪くなかった。

・10:10〜 我儘ラキア
アイドルグループ。音源で聞いた時はハードロック的な音楽性の印象が強かったが、実際に見てみるとラップも印象的でK-POPに近いものを感じた。楽曲やメンバーのダンスも良くて個人的に好みだし盛り上がっていた。

・10:30〜 THE 冠
申し訳ないです。小休止の時間に充てました。

・11:00〜 CVLTE
ここからはオープニングアクトではなくてメインの出演バンド。個人的にもかなり好きなバンドで音源はかなり聞いていた。

メンバーの衣装、立ち振る舞いも個性的で世界観のあるステージだった。ただちょっと若気の至りのようなMCと、ハードだけどじっくりと聞かせるタイプの音楽性はフェスの中では少し浮いていたような気もした。

単独で見に行きたい。

・11:40〜 a crowd of rebellion
見たかったのですが後のBAND-MAIDを見たかったので昼飯の時間に充てました。

・12:20〜 BAND-MAID
音源は聞いたことがあって知っていたがライブで見て度肝を抜かれた。

メンバーがちゃんとしたメイド服で登場したのも驚いた。付け焼き刃のコスプレみたいなものではなく、本格的なステージ衣装としてしっかり世界観を作っていた。

何より全員が美少女で楽器が上手い。ドラムのAKANEさんなんて終始笑顔ながら凄まじいドラミングを叩き出していた。

ツインテールで可愛らしい小鳩ミクさんと、全く雰囲気の違う妖艶なSAIKIさんの対照的なボーカルも良かった。一瞬でファンになってしまうようなステージングだった。SLIPKNOTを除けば今回のフェスのベストアクトだと感じた。

・13:00〜 RED ORCA
音源も聞いていたのだがライブのが何倍もよかった。ベースがブリブリでデジロックっぽい音楽性はTHE MAD CAPSULE MARKETSを思わせるし、ラップ主体の歌い方はリンプ・ビズキットも連想させた。グルーヴ感があってよかった。

・13:40〜 Crystal Lake
開始前からすごい盛り上がりだった。そして期待に違わぬハードコアソングを聞かせてくれた。新しいボーカルのJohnはイカつい見た目の外国人で、咆哮と呼ぶに相応しいボーカルはCrystal Lakeの音楽性にもマッチしていると感じた。

・14:20〜 Survive Said The Prophet
申し訳ございません。休憩に充てました。

・15:00〜 ROTTENGRAFFTY
青春パンクとラウドロックを合体させたような音楽性のバンド。そこにダンスミュージック的な四つ打ちも融合したミクスチャー。ノリの良い曲が多くてモッシュしやすかった。

・15:40〜 Enter Shikari
当時も今もキーボードを多用したメタルコアという点で個性的な音楽性だ。

メンバーのハチャメチャな動きやパフォーマンスが若い頃と変わっていなくて良かった。懐かしい1stアルバムからの曲も演ってくれて良かった。

・16:30〜 THE ORAL CIGARETTES
個人的に好きなバンドでライブで見れて良かった。邦ロックでも個性的な音楽を演奏していると思った。一括りにラウドとか、パンクとかのジャンルに収まらない音楽という印象を受けた。

・17:10〜 IN FLAMES
世間評価ほどハマってはいないバンドなのだが、改めてライブで見るとすごいなと思った。ミドルテンポの曲でも退屈せずに聞かせてくれると感じた。またハイテンポの曲はデスラッシュバンドのような迫力があり貫禄があった。

 



・18:00〜 MAN WITH A MISSION
申し訳ございません。休憩に充てました。

・18:50〜 Trivium
ボーカルが日本語でMCしてくれてわかりやすかった。スラッシュメタルのように聞こえるリフもあるが、ハードコア的な印象はないし、掴み所のないメタルバンドだなと思った。ただギターソロがめちゃくちゃ上手かった。

・19:50〜 Slipknot
圧倒的だった。まずステージの舞台自体が凄いし視覚的にもテンションが上がった。不気味なマスク集団という出で立ちを20年以上もキープしているのも凄いと感じた。

 

 

 



曲は全て良かったが、やはり1stと2ndの楽曲は圧倒的なものを感じて体が自然と動いてしまった。一気に心がキッズに引き戻される感覚があった。前方は凄い人で圧死寸前だったが楽しかった。

【総評】
良いフェスだとは思ったがライブステージエリアはペットボトル禁止なのには閉口した。

飲み物を買うには出口を出て外の通路から回り込んで施設内に戻る必要があるため購入が容易ではない。また混雑したライブエリアで水分補給ができない(厳密にはコップに入ったお酒なら飲めるが…)は生命の危険も感じさせた。

またペットボトル禁止にも関わらずSlipknotのメンバーはパフォーマンスで水の入ったペットボトルを投げたりしていたので矛盾を感じた。せめてミネラルウォーターぐらいは許可してほしかった。