●2022年12月4日(日)●

“CORETIC PERDITION”

THE FINAL SOLUTION / FVK / IDORA / TERROR SQUAD / ROCKY&The SWEDEN

open.18:00 start.18:30

adv.2,500yen door.3,000yen(+1d 600yen)


 

ライブに行く意欲が上がっているので、先週に引き続きまたライブに行った。

THE FINAL SOLUTIONはASBESTOSの初代ボーカルのKANさんが復活して、初期のASBESTOSの曲を演奏するスペシャルセッション。

ASBESTOSのレアなDISCOGRAPHY CDを、高校生の頃に御茶ノ水ジャニスという知る人ぞ知るCDレンタル屋で借りて、正直、借りた時はあまりピンときていなかった。

しかし数年経ってからメタリックなギターと、こう言っては失礼だが、どこかB級感あふれる感性に刺激を受けて、データでPCに読み込ませたものを聞き返していた。

今回はそんな初期の曲が聴けるというので行ってみた。

TERROR SQUADが1発目で豪華なスタート。

かれこれ、見るのは5年ぶりぐらいな気がするが、相変わらず勢いのある演奏とパフォーマンスに、どう生きていればあんな大人になれるのかと感心した。

IDORAも久しぶり。最初に初期の頃のハードコア調の曲を演奏してくれてテンションが爆上がり。

しかしグルーヴ感のある後期の曲も捨てがたい。

スラッジコアとか、ドゥームメタルと通じそうだが、ジャンル分けも無意味に思えそうな個性的な音は、もっと広く音楽マニアに評価されても良いような気がした。

ROCKY&The SWEDENはFINAL CONFLICTの来日ライブで見たばかりだったが、相変わらずかっこよかった。

メンバーのファッションも一癖も二癖もあって良いと思った。

FVKは音源は持っていたがライブで見るのは初めてだった。

BAD BRAINSから影響を受けたであろう独自のグルーヴ感だ。

USハードコア譲りの爆発的なスピード感も感じたし、今回のイベントでは異色の存在ながら盛り上がっていた。

トリはTHE FINAL SOLUTION。

初代ボーカルのKANさんは30年ぶりぐらいにマイクを取るとのことで、正直、現役感のないおじいさんみたいな人が出てきてもおかしくないと思っていたのだが、現役でずっと活動し続けてきたんじゃないかと疑うぐらいの貫禄があるモヒカンの方が出てきて驚いた。

刻みまくるギターに怒声のようなボーカルと最高のライブパフォーマンスで、イベントに足を運んで良かったと感じた。

そんなこんなでライブを見終わって帰りにラーメン食べて帰宅。

自分で選んだイベントなので当たり前と言えば当たり前なのだが、満足度の高いライブに多く行けている気がして嬉しい気持ちになった。