●2022年2月25日(金)●
会場:渋谷WOMB
1、MIST
2、Tick tak
3、Before it's too late
4、怒
SE
5、vanitas
6、Malformation
7、..物狂ひ...なりて
8、愛
9、GROTESQUE
10、離人
SE.+&-
11、Funny world
12、真夜中に私を連れ出して
13、For The future
14、Lament
15、What' up?
Encore
16、喜
17、シガラミ
18、「」-New ver.-
19、Vanitas
我ながら驚いたのだが、ライブハウスに行ったのは約2年ぶりだった。
2019年~2020年初頭は新しく好きになったアーティストのライブに行く事が多く、通い慣れたハードコアパンクのイベントとは違った新鮮な体験ができた。
しかし皆さんご存じのコロナの蔓延により、多数のイベントが中止になった。
ライブハウスでイベントが再会された後も、狭い空間で他人と音楽を鑑賞する事に前向きになれなかった。
ライブハウスでモッシュしたり、声を張り上げたりができないのも、私のライブハウス離れに拍車をかけた。
しかしコロナ期間中に好きになったDIMLIMというアーティストが解散してしまうという事で、今回は久しぶりにライブハウスに足を運んだ。
そして、このブログを2013年から書いている事に、自分の事ながら驚かされた。
そんな昔から誰に向けるわけでもなく、ライブレポートを書いていたのかと。
=====閑話休題=====
肝心のライブだが、前の方に高身長の男性ファンが多かったため、身長170cm前後、人権があるかないかの瀬戸際の私は、ステージが見えるか見えないかのギリギリだった。
立ち位置的にボーカルのパフォーマンスがあまり見れなかったのが残念だったが、身振り手振りを使った激しいパフォーマンスをしているのはわかった。
CDで聞きなれた楽曲が、それ以上の迫力と多彩なアレンジをもって演奏され、スタジオ音源を聞くのではなくライブハウスで音楽を聴く事の意味を感じた。
このラストライブが仮にDVD化されても、地響きのようなベースやバスドラの迫力ある音は。現地に行った人間でなければ体感できなかっただろう。
セットリストも素晴らしく、私はアルバム「MISC.(惜しくもラストアルバムとなった)」からバンドを知ったので、初期の曲には明るくないのだが、どの曲も素晴らしいと思えた。
初期曲からはDir en greyからの影響を色濃く感じ、彼らのルーツを直接的に感じ取る事が出来た。
ライブ自体は90分程、18時に始まり19時半頃に終わり。体感としてはかなり早く感じた。
ファンは元から落ち着いているのか、コロナ蔓延の状況だから自重しているのかわからないが、解散ライブとしては客席が落ち着いている印象だった。
全ての不安が払拭できたわけではないが、コロナ禍でのライブイベントも楽しい事がわかったし、今後は昔のように積極的にライブイベントに足を運ぼうと思った。
そのぐらい内容は素晴らしいものだった。